村上春樹をさがして

  1. 村上春樹をさがして|第12回 河合俊雄が説く、人と人の出会いの形(下)|重里徹也

     今回も河合俊雄『村上春樹で出会うこころ』(朝日選書)を読みながら、村上作品の一つの側面を考えよう。取り上げるのは短編小説『ウィズ・ザ・ビートルズ W…

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  2. 村上春樹をさがして|第11回 河合俊雄が説く、人と人の出会いの形(上)|重里徹也

       村上春樹の小説を読み終わった後、何か解け切らない謎がこちらの心に残ることが多い。魅力的な物語で、とても楽しめて、満足な読書をした実感がある。なのに、…

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  3. 村上春樹をさがして|第10回 変化し続けるポール・サイモン|重里徹也

     東京FMなどで放送される番組「村上RADIO」は村上春樹の肉声に接することができる貴重な機会だ。おおよそ月に一回ぐらい、一時間足らず…

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  4. 村上春樹をさがして|第9回 五木寛之に本音を語る若い書き手|重里徹也

    「授業には出ない、勉強はしない、力任せに暴れ回って、随分大学に迷惑をかけた。そういう卒業生に名誉博士号を授与するのは、随分太っ腹な大学…

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  5. 村上春樹をさがして|第8回 パリ祭の日に最後の芝生を刈ること|重里徹也

     緊張した小説空間なのに挿絵が風を入れて、作品を読者に近づけているということに前回、村上春樹訳のカーソン・マッカラーズ『哀しいカフェのバラード…

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  6. 村上春樹をさがして|第7回 恋愛のわからなさは小説の華|重里徹也

     司馬遼太郎がこんなことをいっていた。どんなに人工知能が発達しても、なかなか解けない人間の謎がある。それは恋愛と権力だ。この二つは最後まで小説のテーマとして残…

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  7. 村上春樹をさがして|第6回 『夏子の冒険』と『羊をめぐる冒険』|重里徹也

     三島由紀夫に『夏子の冒険』という長編小説がある。この作品と村上春樹『羊をめぐる冒険』とを比較する議論がある。村上作品が三島作品の影響を受けた…

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  8. 村上春樹をさがして|第5回 ジャズと人間を表現する絵|重里徹也

     小説家が、それまであまりなじみのなかった表現者を私たちに紹介してくれることがある。同じく小説家であることもあるし、他ジャンルの仕事をしている人のこともある。…

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  9. 村上春樹をさがして|第4回 二十歳の誕生日に願うこと|重里徹也

     二十歳の誕生日に、私は何をしていただろう。一九七七年秋。一浪して、やぶれかぶれで入った大学で、あまり熱の入らない日々を送っていた。ロ…

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  10. 村上春樹をさがして|第3回 無意識の力 容貌と名前|重里徹也

     村上春樹の短編小説『夏帆』が「新潮」六月号に掲載されている。今年三月一日に早稲田大学の大隈記念講堂で開かれた「春のみみずく朗読会」で披露されたものだ。会場で…

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  1. ことばのフィールドワーク 薩摩弁| 第1回補遺 (1) 薩摩弁の語音調 (1) …
  2. 並行世界への招待:現代日本文学の一断面|第10章 東浩紀『クォンタム・ファミリー…
  3. onohan オノマトペハンター おのはん!|第12回 今回のオノマトペ:「フサフサ」|平田佐…
  4. これからの英語教育の話を続けよう|第12回 小学校英語をめぐる世論:英語教育改革…
  5. 自分を変えるためのエッセイ作成術|第16回 おすすめエッセイを読む(上)|重里徹…
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