平成文学総括対談
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芥川賞作品を読む|第4回 多和田葉子『犬婿入り』(第百八回 1992年・下半期)|重里徹也・助川幸逸…
根拠にしない「郊外」助川 今回、取り上げるのは、多和田葉子の『犬婿入り』です。この作品については以前、重里さんと少しお話した記憶があります。そのとき、…
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平成文学総括対談|第10回 令和の書き手はどこに|重里徹也・助川幸逸郎
「物語系」と「私小説」の共存助川幸逸郎 今日は最終回ということで、これからの日本文学のゆくえについて、お話できたらと考えます。日…
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平成文学総括対談|第9回 「土地の力」を感じて|重里徹也・助川幸逸郎
情況は二極化している助川 先日、私はある温泉に旅行してきました。特急の停まる駅で列車を降りて、そこから何十分かバスに揺られてめざす温泉にたど…
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平成文学総括対談|第8回 批評はどこへいくのか|重里徹也・助川幸逸郎
朝日新聞の漱石連載助川幸逸郎 これまでは、平成時代に書かれた文学作品そのものをテーマにしてきました。少し切り口を変えて、「文学をめぐるメ…
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平成文学総括対談|第7回 越境する作家たち|重里徹也・助川幸逸郎
ゲームが物語へ誘う助川幸逸郎 平成期の文学は、他ジャンルの影響をさまざまなかたちで受けて発展してきました。ミュージシャンやミステリー作家が、…
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平成文学総括対談|第4回 恋愛から同志愛へ|重里徹也・助川幸逸郎
性愛とは違う心の交流助川幸逸郎 女性作家の作品を中心に、平成文学における「恋愛」と「共同体」の問題について今回はお話していこうと思います…
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平成文学総括対談|第3回 多様に深化する「私小説」|重里徹也・助川幸逸郎
「内向の世代」の厚み助川幸逸郎 平成時代は私小説についてもさまざまな試みがありました。重里さんは黒井千次、小川国夫といったところ…
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平成文学総括対談|第2回 平成期の村上春樹|重里徹也・助川幸逸郎
歴史と大衆重里徹也 村上春樹は、昭和期にデビューした作家ですが、チャレンジを続けて、平成期になってもうひとまわり深化し、スケールアップもしました。リアルタイ…