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芥川賞作品を読む|第6回 又吉直樹『火花』(第百五十三回 2015年・上半期)|重里徹也・助川幸逸郎…
柄のいい小説家助川幸逸郎 今回は又吉の『火花』です。重里さんは、又吉を非常に買っておられますよね。重里徹也 以前、助川さんが「又吉の小…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面| 第3章 三浦俊彦・永井均の諸論──「この
可能世界論という鉱脈 一般に哲学・思想の分野で並行世界について語るというのは、主として分析哲学の範疇に属しています。分析哲学というのは、ごく大雑把にま…
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[書評]海老原志穂(著)『アムド・チベット語文法』 東京:ひつじ書房、2019 年、xxiv+374…
鈴木博之国立民族学博物館キーワード:チベット系諸言語、アムド、記述言語学、文法範疇1 本書の概観 本書は日本語による初…
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おのはん!|第27回 今回のオノマトペ:「カチョッ」|平田佐智子
こんにちは。夏になった某所よりお送りしております。普段よりも季節の移り変わりが実感できないまま季節が次のフェーズに移ってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでし…
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ご恵贈御礼『「あ」は「い」より大きい!? 音象徴で学ぶ音声学入門』
松浦年男ウェブやテレビなどで「最近の子供の名前は意味より響きを重視する傾向にある」とか「なんか優しい感じの響き」といった言葉を聞くことがあります。そう…
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認知文法の思考法|第8回 意味は話者の中にある|町田章
はじめに 前回,言語研究において記号接地問題が生じないようにすることがいかに重要なことであるかを論じました。その上で,経験基盤主義・用法基盤主義をとっ…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面| 第2章 東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』──並行世界は何…
現実世界への順応 前回は、柄谷行人『探究Ⅱ』における「単独性」の議論を取り上げ、そこで展開された現実世界と可能世界の質的な異なりが、たとえ論理的に正し…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面|
第1章 柄谷行人『探究Ⅱ』──こ… 本連載が書籍になりました。連載の内容に大幅な加筆をしての書籍化です。ぜひご覧ください。並行世界の存在論 現代日本文学への招待加藤夢三著ISBN …
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認知文法の思考法:AI時代の理論言語学の一つのあり方|第1回 連載にあたって|町田章
僕たちを取り巻く環境の変化最近、なにやら世間が騒がしくなってきました。少子高齢化社会に地球温暖化、右を見ても左を見ても将来の不安を煽るニュースばかりです。消…
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古代エジプト語のヒエログリフ入門:ロゼッタストーン読解|第14回 ヒエログリフの決定符(4)|宮川創…
前回までにガーディナー番号のカテゴリーAからNまでのヒエログリフを学びました。今回は、残りカテゴリーについて学びます。14.1 ガーディナー番号(O~Z、A…