- ホーム
- その他
その他
-
目からウロコの百人一首|第2回 1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ|はんざわか…
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ 百人一首の冒頭に位置するこの歌は、「秋田刈る仮庵を作りわがをれば衣手寒く露ぞ置きにける」(万葉集、巻1…
-
国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第6回 「ひたすら実践に励むこと」の陥穽|千田洋幸
世の大学はそろそろ卒業シーズンを迎えつつあるが、私は教職に就くことになっている勤務校の卒業生たちに、「目の前の授業や校務を懸命にこなしている内に、あっという…
-
村上春樹をさがして|第10回 変化し続けるポール・サイモン|重里徹也
東京FMなどで放送される番組「村上RADIO」は村上春樹の肉声に接することができる貴重な機会だ。おおよそ月に一回ぐらい、一時間足らず…
-
国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第5回 ポップカルチャーのリテラシーについて|千田洋幸
いま、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』最終回を見終わり、出来のひどさに辟易する感情を持てあましながらこの文章を書きはじめている。水準の低い脚本、幼稚…
-
国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第4回 「賭け」としての教育|千田洋幸
十数年ほど前であろうか、出身大学のOB達と飲んでいたとき、メンバーの1人(A氏としておこう)が勤務している重症心身障害児支援施設での出来事が話題となった。A…
-
書評『教科を越えた「書くこと」の指導 事実を伝え、意見を述べる力を育む』(島田康行・渡辺哲司編、ひつ…
高橋 利夫 (福岡県立修猷館高等学校教諭(理科))1 教科「を」学ぶ/教科「で・から」学ぶ中学校や高等学校の教員は、誰もが専門教科を持って…
-
村上春樹をさがして|第6回 『夏子の冒険』と『羊をめぐる冒険』|重里徹也
三島由紀夫に『夏子の冒険』という長編小説がある。この作品と村上春樹『羊をめぐる冒険』とを比較する議論がある。村上作品が三島作品の影響を受けた…
-
村上春樹をさがして|第5回 ジャズと人間を表現する絵|重里徹也
小説家が、それまであまりなじみのなかった表現者を私たちに紹介してくれることがある。同じく小説家であることもあるし、他ジャンルの仕事をしている人のこともある。…
-
村上春樹をさがして|第4回 二十歳の誕生日に願うこと|重里徹也
二十歳の誕生日に、私は何をしていただろう。一九七七年秋。一浪して、やぶれかぶれで入った大学で、あまり熱の入らない日々を送っていた。ロ…
-
日本語表記のアーキテクチャ:第14回(最終回):はなしことばとかきことばとの距離 —音声言語と文字言…
今野真二 生物としてのヒトがどのようにして言語を獲得したかはわからないけれども、言語を獲得した「瞬間」を想定するならば、その「瞬間」に文字がな…