助川幸逸郎

1. 

   2020.06.01

   芥川賞作品を読む｜第1回　石川達三『蒼氓』（第一回　1935年・上半期）｜重里徹也・助川幸逸郎

   前文「芥川賞」という言葉は独特な響きを持った言葉です。日本で最も有名な文学賞で、あこがれや栄光を思い浮かべて口にする人もいれば、日本文学を取…

   続きを読む

2. 

   2019.07.01

   平成文学総括対談｜第10回　令和の書き手はどこに｜重里徹也・助川幸逸郎

   「物語系」と「私小説」の共存助川幸逸郎　今日は最終回ということで、これからの日本文学のゆくえについて、お話できたらと考えます。日…

   続きを読む

3. 

   2019.06.17

   平成文学総括対談｜第9回　「土地の力」を感じて｜重里徹也・助川幸逸郎

   情況は二極化している助川　先日、私はある温泉に旅行してきました。特急の停まる駅で列車を降りて、そこから何十分かバスに揺られてめざす温泉にたど…

   続きを読む

4. 

   2019.05.31

   平成文学総括対談｜第８回　批評はどこへいくのか｜重里徹也・助川幸逸郎

   朝日新聞の漱石連載助川幸逸郎　これまでは、平成時代に書かれた文学作品そのものをテーマにしてきました。少し切り口を変えて、「文学をめぐるメ…

   続きを読む

5. 

   2019.05.15

   平成文学総括対談｜第7回　越境する作家たち｜重里徹也・助川幸逸郎

   ゲームが物語へ誘う助川幸逸郎　平成期の文学は、他ジャンルの影響をさまざまなかたちで受けて発展してきました。ミュージシャンやミステリー作家が、…

   続きを読む

6. 

   2019.04.26

   平成文学総括対談｜第6回　物語は死なない｜重里徹也・助川幸逸郎

   平成文学を代表する辻原登助川幸逸郎　平成文学を考える時に「物語の復権」というテーマははずせないですね。重里徹…

   続きを読む

7. 

   2019.04.16

   平成文学総括対談｜第5回　大震災の後で｜重里徹也・助川幸逸郎

   昭和という不実な美女助川幸逸郎　重里さんが「震災がテーマなら、まず、この作品を語ろう」といってタイトルを挙げられたのが、…

   続きを読む

8. 

   2019.03.29

   平成文学総括対談｜第4回　恋愛から同志愛へ｜重里徹也・助川幸逸郎

   性愛とは違う心の交流助川幸逸郎　女性作家の作品を中心に、平成文学における「恋愛」と「共同体」の問題について今回はお話していこうと思います…

   続きを読む

9. 

   2019.03.15

   平成文学総括対談｜第3回　多様に深化する「私小説」｜重里徹也・助川幸逸郎

   「内向の世代」の厚み助川幸逸郎　平成時代は私小説についてもさまざまな試みがありました。重里さんは黒井千次、小川国夫といったところ…

   続きを読む

10. 

    2019.03.01

    平成文学総括対談｜第2回　平成期の村上春樹｜重里徹也・助川幸逸郎

    歴史と大衆重里徹也　村上春樹は、昭和期にデビューした作家ですが、チャレンジを続けて、平成期になってもうひとまわり深化し、スケールアップもしました。リアルタイ…

    続きを読む