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第16回 日本語教育学における「専門家」|田尻英三
★この記事は、2020年10月5日までの情報を基に書いています。今回は一般的に学問における「専門家」の立場について書くつもりでしたが、新たな事情も加わ…
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芥川賞作品を読む|第9回 中上健次『岬』(第七十四回 1975年・下半期)|重里徹也・助川幸逸郎
知的に制御された作品助川幸逸郎 中上健次は二十代で芥川賞をとって、確かこれが戦後生まれ初の芥川賞ってことで、当時大変話題になっ…
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おのはん!|第28回 今回のオノマトペ:「ネバネバ・ヌメヌメ」|平田佐智子
皆様こんにちは。おのはん!の時間がやって参りました。今月も日常で見つけたオノマトペを取り上げて、少し掘り下げていきます(上げて下げる)。9月も末になり…
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芥川賞作品を読む|第8回 小川洋子『妊娠カレンダー』(第百四回 1990年・下半期)|重里徹也・助川…
芥川賞は世俗や悪意が好き助川幸逸郎 私たちといっしょに読書会をやっている若い女性が、この小説について名言を口にしています。「芥…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面| 第4章 筒井康隆『夢の木坂分岐点』──壊れているのは「私」…
夢と現実の等価値 筒井康隆という名前は、特に現代日本文学に関心のない読者でもいちどは耳にしたことがあるのではないかと思います。…
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芥川賞作品を読む|第7回 吉行淳之介『驟雨』(第三十一回 1954年・上半期)|重里徹也・助川幸逸郎…
性愛で自由を問う助川幸逸郎 重里さんは『驟雨』を高く評価されています。この作品の魅力は重里さんから見たら、どういう点にあるので…
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認知文法の思考法|第9回 意味を育む豊かな土壌|町田章
はじめに 前回,AI研究における第一人者である松尾豊氏の「先に「概念」が獲得できれば,後から「言葉(記号表記)」を結び付けるのは簡単」…
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芥川賞作品を読む|第6回 又吉直樹『火花』(第百五十三回 2015年・上半期)|重里徹也・助川幸逸郎…
柄のいい小説家助川幸逸郎 今回は又吉の『火花』です。重里さんは、又吉を非常に買っておられますよね。重里徹也 以前、助川さんが「又吉の小…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面| 第3章 三浦俊彦・永井均の諸論──「この
可能世界論という鉱脈 一般に哲学・思想の分野で並行世界について語るというのは、主として分析哲学の範疇に属しています。分析哲学というのは、ごく大雑把にま…
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おのはん!|第27回 今回のオノマトペ:「カチョッ」|平田佐智子
こんにちは。夏になった某所よりお送りしております。普段よりも季節の移り変わりが実感できないまま季節が次のフェーズに移ってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでし…