『これからの英語教育の話をしよう』を出版して早4ヶ月。さまざまな方から評価をいただきながら、一方でご意見も頂戴いたしました。まずは両方にお礼申し上げます。本書の目的はタイトルどおり、現在の一連の英語教育の「改革」について「話」をしてもらうことです。その目的が達成されているのであれば、執筆者一同、これほど嬉しいことはありません。
さて、この連載では寺沢、仲、藤原の3名で「これからの英語教育の話」を続けます。第一回目は藤原が担当します。
英語教育の話題は本当に盛り沢山です。小学校英語の早期化と教科化、中学校英語の英語化、高校英語の高度化、大学入試の民営化と四技能化に加えて、教員養成・研修のコアカリキュラムの導入、外国人専任教員の雇用、PC/タブレットやAIロボなどのICTの活用などなど… このさまざまな「改革」で、プランどおり「グローバル人材」の育成ができるのでしょうか。
本連載をお読みいただき、すこしでも英語教育の話が広まることを心から願っています。さあ、これからの英語教育の話を続けましょう。