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国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第11回 教師「である」ことと教師「する」こと|千田洋幸
予備校や塾の講師、高校での非常勤講師などもふくめると、教師という立場に自分をおいてからすでに40年以上が経過しているが、いまだに「先生」と呼ばれることにかすかな違和感がぬぐえない――などと口にしたら笑われてしまうだろうか。高校での講師時代、「いつまでたってもちっとも先生らしくならないね~」と生徒達にからかわれた日から、定年まであと2年あまりとなった現在にいたるまで、教師「で…
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村上春樹をさがして|第21回 永沢が登場する理由とは|重里徹也
長編小説『ノルウェイの森』(上・下、講談社文庫)には、主人公や彼とかかわる二人の女性(直子と緑)以外にも、個性的で癖の強い人物が何人か出て来る。それがこの小…
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第66回 高市政権の外国人政策が動き出した|田尻英三
★この記事は、2025年12月9日までの情報を基に書いています。 京都の紅葉を楽しむ暇もなく、高市政権の外国人政策のチェックに追われています。12月9日の…
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地域に息づく方言オノマトペの世界|第1回 地域に息づく方言のオノマトペ|川﨑めぐみ
方言オノマトペはどのようなもの?方言には独特のオノマトペ(擬音語や擬態語)の表現があることをご存知ですか。お住まいの地域に特徴的な方言のオノマトペがあっ…
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書評 ジム・ミラー著 岸本秀樹監訳 吉田悦子・久屋孝夫・三浦香織・久屋愛実訳『これからの言語学 ダイ…
藤井友比呂(横浜国立大学教授) 1.本書は、ジム・ミラー(Jim Miller)によって著された A Critical Introducti…
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目からウロコの百人一首|第17回 42 契りきなかたみに袖を絞りつつ末の松山浪越さじとは|はんざわか…
2011年に起きた東日本大震災の時の津波によって、浪がついに「末の松山」を越えたということが、当時、一部で話題になりました。まさに「想定外」のことが起き…
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村上春樹をさがして|第20回 原点としての神戸や芦屋|重里徹也
村上春樹の文学の原点とは何なのか。いくつか、思い浮かぶ。早稲田大学在学中の大学紛争の経験。父親が体験した中国での戦争。女性たちとの経緯。世界中の文学と映画。…
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目からウロコの百人一首|第16回 40 しのぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで|は…
「しのぶ」と「恋」という言葉がありますから、前回の39番歌と同じ設定です。古典和歌では、恋の中でも「しのぶ恋」というお題で詠むことが盛んに行われていました。…
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国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第10回 “醜悪な言葉たち”は学習対象たりうるか|千田洋幸
私は授業で、物語の両義的な機能について説明するために、ふたつの古典的な論文を紹介することがある。ひとつは内田伸子「絵本の読み手から語り手へ」、もうひとつは本…
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第65回 2025年に政府の外国人政策は転換した|田尻英三
★この記事は、2025年10月30日までの情報を基に書いています。高市総理は、初めて内閣に外国人政策担当大臣を創設しました。これは、日本政府の外国人政策の大…



