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村上春樹をさがして|第10回 変化し続けるポール・サイモン|重里徹也
東京FMなどで放送される番組「村上RADIO」は村上春樹の肉声に接することができる貴重な機会だ。おおよそ月に一回ぐらい、一時間足らずの放送を楽しみに聴いている人も多いだろう。昨年十二月二十九日の放送では、私も十代の頃から聴いてきたポール・サイモンを特集していて、考えることが多かった。 ポール・サイモンはニューヨーク出身のシンガー・ソングライタ…
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国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第5回 ポップカルチャーのリテラシーについて|千田洋幸
いま、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』最終回を見終わり、出来のひどさに辟易する感情を持てあましながらこの文章を書きはじめている。水準の低い脚本、幼稚…
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村上春樹をさがして|第9回 五木寛之に本音を語る若い書き手|重里徹也
「授業には出ない、勉強はしない、力任せに暴れ回って、随分大学に迷惑をかけた。そういう卒業生に名誉博士号を授与するのは、随分太っ腹な大学…
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第56回 日本語教育の新しい仕組みが動き始めた|田尻英三
★この記事は、2024年12月3日までの情報を基に書いています。今回は、新しい日本語教育の仕組みの一つである日本語教育機関の認定結果・日本語教員試験出…
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村上春樹をさがして|第8回 パリ祭の日に最後の芝生を刈ること|重里徹也
緊張した小説空間なのに挿絵が風を入れて、作品を読者に近づけているということに前回、村上春樹訳のカーソン・マッカラーズ『哀しいカフェのバラード…
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国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第4回 「賭け」としての教育|千田洋幸
十数年ほど前であろうか、出身大学のOB達と飲んでいたとき、メンバーの1人(A氏としておこう)が勤務している重症心身障害児支援施設での出来事が話題となった。A…
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村上春樹をさがして|第7回 恋愛のわからなさは小説の華|重里徹也
司馬遼太郎がこんなことをいっていた。どんなに人工知能が発達しても、なかなか解けない人間の謎がある。それは恋愛と権力だ。この二つは最後まで小説のテーマとして残…
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第55回 2025年度の日本語教育関連予算の概況|田尻英三
★この記事は、2024年10月1日までの情報を基に書いています日本語教育課が文部科学省総合教育政策局に設置されて初めての概算要求が、9月13日に公表さ…
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書評『教科を越えた「書くこと」の指導 事実を伝え、意見を述べる力を育む』(島田康行・渡辺哲司編、ひつ…
高橋 利夫 (福岡県立修猷館高等学校教諭(理科))1 教科「を」学ぶ/教科「で・から」学ぶ中学校や高等学校の教員は、誰もが専門教科を持って…
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村上春樹をさがして|第6回 『夏子の冒険』と『羊をめぐる冒険』|重里徹也
三島由紀夫に『夏子の冒険』という長編小説がある。この作品と村上春樹『羊をめぐる冒険』とを比較する議論がある。村上作品が三島作品の影響を受けた…