【著者紹介】
山下里香(やました りか)
1985年生まれ。2014年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(言語学専門分野)満期退学。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)、ロンドン大学バークベックカレッジ応用言語学科訪問研究員を経て、現在東京大学東洋文化研究所にて日本学術振興会特別研究員(PD)。主な論文などに、「モスク教室における在日パキスタン人児童のコードスイッチング」『社会言語科学』第17巻1号(2014年、徳川賞萌芽賞受賞論文)、「言語共同体」、「コード切り替え」、「スタイル」、「多言語使用」、「二言語使い分け」、「リテラシー」の6項目『明解言語学辞典』(斎藤純男・田口善久・西村義樹編、三省堂、2015年)、Japanese/Urdu Language Contact in a Religious Community: LexicalBorrowing and Phonological Adaptation 『東京大学言語学論集』第36号(2015年)がある。