あらためて、ライティングの高大接続 多様化する新入生、応じる大学教師 春日美穂・近藤裕子・坂尻彰宏・島田康行・根来麻子・堀一成・由井恭子・渡辺哲司著 ひつじ書房 あらためて、ライティングの高大接続 多様化する新入生、応じる大学教師 春日美穂・近藤裕子・坂尻彰宏・島田康行・根来麻子・堀一成・由井恭子・渡辺哲司著
2021年1月刊行

あらためて、ライティングの高大接続

多様化する新入生、応じる大学教師

春日美穂・近藤裕子・坂尻彰宏・島田康行・根来麻子・堀一成・由井恭子・渡辺哲司著

A5判並製カバー装 定価2,200円+税 184頁

ISBN 978-4-8234-1082-6

イラスト 飯山和哉

ひつじ書房

Next Suggestion to High School-to-College Articulation in Writing: College Teachers React to Diversifying Freshers
KASUGA Miho, KONDO Hiroko, SAKAJIRI Akihiro, SHIMADA Yasuyuki, NEGORO Asako, HORI Kazunari, YUI Kyoko, WATANABE Tetsuji


【内容】
もとより高校と大学の間で構造的に切れてしまっているライティング教育をどうつなぐか――を考える『ライティングの高大接続』の続編。今回はもっぱら大学教師の実践的研究にフォーカスし、理念と実践のベスト・バランスを目指す。「書くこと」の経験も能力もますます多様な新入生たちを迎えてなすべきは、結局「学習者のことを知って、教える」ことである。




【目次】

まえがき

序章 頭のチューニング 渡辺哲司
第Ⅰ部 前線で活動する
第1章 学生の実態に即して設計・実践する文章表現教育 ―大正大学の事例 
1.1  高校における文章表現教育はどのように行われているのか―入学生の調査から見えてきたこと 春日美穂
1.2  多様な学習履歴をもった学生たちを大学はどのように受け止めるのか―大学における文章表現教育実践 由井恭子
第2章 「型」を学ぶ―文章作成に対する苦手意識と躓きの調査から 根来麻子
第3章  大阪大学が進めるアカデミック・ライティング高大接続
3.1 大学初年次生のライティング既習状況を探る 堀一成・坂尻彰宏
3.2 大学をめざす高校生のライティング力を上げる 堀一成・坂尻彰宏
第4章 学生はアカデミック・ライティングの何が難しいのか―大学初年次生のレディネス 近藤裕子

第Ⅱ部 後方で模索する
第5章 大学生が振り返る高校「国語」 島田康行
第6章 「 言語活動の充実」によって高校までの「書く」学習の機会は増えたか 渡辺哲司
第7章 知っておきたい高校「国語」改革―新しい学習指導要領を読む 島田康行
第8章 いまさら聞けない大学入試改革―「国語」記述式問題のゆくえ 島田康行



【著者紹介】
春日 美穂(かすが みほ)大正大学総合学習支援機構DAC 基礎学力研究室専任講師
近藤 裕子(こんどう ひろこ)山梨学院大学学習・教育開発センター特任准教授
坂尻 彰宏(さかじり あきひろ)大阪大学全学教育推進機構准教授
島田 康行(しまだ やすゆき)筑波大学人文社会系教授
根来 麻子(ねごろ あさこ)甲南女子大学文学部専任講師
堀 一成(ほり かずなり)大阪大学全学教育推進機構准教授
由井 恭子(ゆい きょうこ)大正大学総合学修支援機構DAC 基礎学力研究室専任講師
渡辺 哲司(わたなべ てつじ)文部科学省初等中等教育局教科書調査官(体育)




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