目次
序文 1
謝辞 3
専門用語について 7
インターネット(The Internet)、マトリックス(The Matrix)、
サイバースペース(Cyberspace)、ネット(The Net) 7
電子メール、イーメール 8
書き付け、メッセージ 8
ディスカッショングループ 9
書き込み(posting, notes, messages, articles) 9
第1部 ネチケット入門編 11
第1章 サイバースペースに入ったら…… 13
質問 われわれは電話でだれかと話すときその相手の顔は見え
ません。ニュージャージーの私のおばあちゃんに電話を
かけているとき、私はすでにサイバースペースにいると
言えるのですか? 15
質問 とにかく、サイバースペースで何をしなければならない
のでしょう? 17
質問 ネットワークを通して他人とコミュニケートするにはど
のようにすればいいのですか? 19
質問 どうしてネチケットなどを心配しなければならないので
すか? すべてただの常識にすぎないのではありません
か? 20
質問 ネチケットはどこでも同じでしょうか? 21
質問 私は1969年から(あるいは1985年から、1991年から)
ネットに入っています。それなのになぜこの本を読まなけ
ればならないのですか? 22
質問 だれが死んで、だれの指名であなたは、ネチケットの女王
に即位したというわけ? 22
第2章 サイバースペースの多様な場所 25
インターネット 25
質問 インターネットで手に入れられるものは何ですか 27
質問 インターネットにつなげるにはどうすればいいのでしょ
うか? 28
許容使用条項(AUP) 29
質問 USENETとは何ですか? 30
商業的なパソコン通信サービス 30
CompuServe 30
America Online 31
Prodigy 32
The WELL 34
他のオンラインサービス 34
第2部 ネチケット基礎編 35
ネチケットの基礎ルール 36
ルール1 みな人間であるということを忘れない 41
みな人間であるということを忘れない 41
面と向かって言えますか? 43
オンラインでは、怒りっぽくない方がいいもうひとつの理由 44
ルール2 実生活で守っている態度と同じ基準にオンラインでも
従うこと。 45
倫理を守ろう。 45
法律を破ることは、ネチケット違反です。 46
ルール3 自分がサイバースペースのどこにいるかを知っておく こと。 46
ネチケットは、あなたが参加しようとしている場所によって違います。 46
書き込む前に、のぞき込むこと 47
ルール4 他の人の時間とバンド幅を尊重すること。 47
サイバースペースは、あなたを中心に回っているわけではない。 48
ディスカッショングループにとっての規則 48
メッセージは、誰に対して送るべきものでしょうか? あるいは、な
ぜ「メーリングリスト」が顔がひきつってしまうような言葉になるの
でしょうか? 49
ルール5 オンラインではいいかげんな表現をしないこと。 50
匿名であることのメリットを活用しましょう。 50
何を話しているのかを忘れずに、また、分かってもらえるようにしよ
う 51
罵倒(flaming)をさそうことを書きこまないように 52
質問 ネットで、罵るような言葉を使ってもいいのでしょうか? 52
ルール6 専門の知識を分かち合おう。 53
ルール7 罵倒戦争(flame war)を抑制しましょう 54
ルール8 ひとのプライバシーを尊重しよう 55
のぞき屋の海外特派員のケース 55
ルール9 権力を乱用しないこと 56
ルール10 ひとの過ちには寛容に 57
第4章 電子メール入門 59
電子メールのメッセージの解剖学 59
インターネットのアドレスの構成 60
他のネットワーク・システムのアドレス構成 61
電子メールアドレスの変更 62
質問 私の電子メールシステムはメールを受け取った時スクリ
ーンに大きなウィンドウが現れて(あるいは、チカチカす
る小さいアイコンがディスプレイに現れて、あるいは、
ビープ音がブーとなって)教えてくれます。ネチケット
としてはメッセージは受けとったときにすぐ読まなけれ
ならないということになのでしょうか? 63
色々な電子メールの機能 64
カーボンコピー(CC)と、相手にはコピーして誰かに送ったことがわか
らないように送るブラインドカーボンコピー(BCC)について 64
受領通知 65
スケジュール管理の「備忘メモ」――あなたの役に立つ便利な機能か、
ジョージ・オーウェル的な管理システムか?―― 66
「至急」の旗印 67
「読み飛ばしフィルター(ボゾフィルター)」と情報フィルター 68
いつファイルを送るべきか(あるいはいつ送ってはいけないか) 69
電子メールでの罵倒 70
人間の生身のつきあいの代わりとしての電子メール 71
電子メールの吹き溜まり――消えたメッセージたちの家―― 73
第5章 電脳的書き方の初歩 75
オンラインでの声の調子 76
罵倒始め(flame on)/罵倒終わり(flame off)の表示 77
オンラインではいいかげんな表現をしないこと。 77
どうすればいいのか? 81
署名ファイル 83
第6章 ディスカッショングループのためのネチケット 85
あなたとバーチャルの仲間たち 85
時間を節約する習慣をしっかり身につけること 88
ディスカッショングループに書き込むべきでない事柄 90
質問 始めたばかりで右も左も分からない人あるいは不注意な
人が、テストメッセージや、ディスカッショングループ
のリストに加えて下さいというお願いを全員に送って
しまい、ディスカッショングループのみんなの時間を浪
費してしまった場合、どう注意したらいいのでしょうか? 91
第7章 罵倒の技術 93
罵倒(flame)のやり方をうまく選ぶこと。 93
罵倒(flame)を始める前に事実を確認しましょう。 94
「罵倒はじめます(flame on)」と「罵倒終わります(flame off)」の目印を使
いましょう。 94
挑発にはひっかからないように 95
不必要なエスカレーションを避けよ 95
罵倒戦争(flame war) 95
問題のある罵倒者 97
罵倒のバラエティに富んだ実例 99
綴りについての罵倒 99
文法をめぐる罵倒 100
バンド幅についての罵倒 100
わかってない初心者への罵倒 101
マニュアルを読みやがれ(RTFM)罵倒 101
私のコンピュータの方が、あなたのよりいいぞ罵倒合戦 102
地に足のついた生き方をしろ罵倒 102
政治的公正(PC)罵倒 103
宣伝をめぐる罵倒 104
侮辱のための罵倒 105
ネット上の「検閲」 105
罵倒のためのニュースグループ 106
謝るということ 106
質問 参加しているディスカッショングループにflameのメー
ルを送ってしまいましたが、今は後悔しています。どう
すればよいのでしょうか? 106
第8章 情報を入手するときのネチケット 109
第9章 最悪のネチケット違反 111
サイバースペースの犯罪者たち 111
もう一つの人格 112
電子的な文書偽造 113
不幸の手紙(チェーンレター) 114
電子的なでっちあげ 115
噂 115
電子メールによるハラスメント 116
ワームとウィルス 117
のぞき 118
メール爆弾 119
第3部 ビジネスネチケット 121
第10章 仕事上での電子メール 123
質問 私の会社では電子メールシステムを設置したばかりで、
皆がそれを使い始めました。1日に何回くらい、私はメ
ールの受信をチェックすれば良いのでしょうか? 123
仕事の世界での電子メールの効果 124
社長への電子メール 125
質問 どういう時に、私は他人に電子メールアドレスを教えた
らよいのでしょう? 127
会社での電子メール 127
手に負えないほどたくさんの電子メール ――現実の場合―― 129
手に負えないほどたくさんの電子メール ――思いこみの場合 ―― 131
紙の郵便を無視する人たち 132
自動削除の苦痛 133
第11章 あなたとあなたの会社とサバースペース 135
ネチケットと会社の方針 135
ネチケット対ビジネス・エチケット 136
会社のプライバシー政策 138
第4部 社会のネチケット 139
第12章 家庭でのネチケット 141
第13章 学校でのネチケット 145
サイバースペースの子供たち 146
誰に尋ねればよいかを知っておくこと、あるいは助けの求めかたにつ
いて 148
第14章 サイバースペースの愛と性 151
質問 オンラインで浮気をすることは問題ですか? 152
質問 私はオンラインの上だけで知り合った相手とロマンチッ
クなやりとりを続けています。最近、私はネットワーク
上の別の人を好きになりました。この新しい相手と恋愛
をつづけると、元のオンライン上のバーチャルな恋人を
裏切っていることになるのでしょうか? 153
質問 通信の上だけでしか出会ったことのない相手が、私に恋
愛感情を抱いてつきまといます。私は興味がありません。
どうしたらよいでしょう? 153
注意すべきこと 154
ネットの色事師 154
詐称する人たち 155
ディスカッショングループとMUDでのセクシャルハラスメント 156
サイバースペースのポルノグラフィ 158
ポルノと著作権 159
第5部 ネチケットにおける法的・哲学的側面 161
第15章 電子メールのプライバシー―大いなる幻想?― 163
電子メールの内容にかかわる会社規定とプライバシー 166
ケーススタディー ボーランド 対 シマンテック 167
何をすべきか? 168
暗号化、それは果たしてプライバシー保護か、国家安全保障に対す
る脅威か? 169
第16章 サイバースペースの著作権 175
注意とお断り 175
著作権の知識のいろは 175
質問 著作権って何? 176
質問 どうして著作権について心配しなければならないのです
か? 177
質問 私が書き上げたものについてどうやったら著作権をとる
ことができるでしょうか? 177
質問 では教えて下さい。そうした方がいいというのはどうい
う場合ですか? 178
質問 ちょっと待って下さい。ということは私は誰か他の人間
の著作権を侵さないと調査報告書を書くことができない
ということですか。 178
著作権と書き込まれた文章 179
質問 パブリックドメインとは? 180
質問 ということは、私はディスカッショングループに書き込
むときには他人のメッセージを引用するのをやめなけれ
ばならないということでしょうか? 181
質問 私は発表するために記事を書いています。人がディスカ
ッショングループに書き込んだものから引用して使うこ
とはできますか? 181
質問 私が電子メールで書いたことがワシントンポストに知ら
ないうちに載ったりしたような場合は、どう考えればい
いのでしょうか? 182
質問 あるディスカッショングループの中で進めている私の議
論を補強するために友人が私に送った電子メールを使う
ことはできますか? 182
質問 私が今書いている内容の大部分をカバーするFAQを見 つ
けました。使ってもいいのでしょうか? 182
質問 このFAQはすばらしいので母親に送りたいのですが、い
いでしょうか? 大丈夫ですか? 183
質問 私が調べたところでは、あるFAQにはいくつか間違いが
含まれています。母親に送るコピーで直してしまってい
いでしょうか? 183
質問 ちょうどスキャナーを買ったのですが、サイバースペー
スに何かお返しをしたいのです。「ニューヨーカー」から
漫画をスキャンして他の人が楽しめるようにそれらをア
ップロードしてもいいでしょうか? 184
質問 でもどうしていけないのですか? 誰が傷つくのでしょ
うか? 184
ザナドゥーの約束(半年以内にできるだろう・・・) 185
終章 ネチケットは どこへ? 187
参考文献 189
索引 193
訳者あとがき 199
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