第1巻 フィクションの機構

中村三春著 四六判上製 430ページ 本体3107円(税込3262円) ISBN27-7

哲学的文芸学の誕生(野家啓一東北大学教授 推薦)

横光利一・太宰治などをテクストとして今までにない虚構理論を展開する。分析哲学や 様々な虚構理論を踏まえつつ、それらの超越をめざす。最もラディカルな局面から小説・ 詩などの局面を捉え直す。根元的虚構理論の書。(書評掲載 山形新聞ほか)


第2巻 身体の構築学 ―社会的学習過程としての身体技法―

福島真人編 四六判上製 546ページ 本体4078円(税込4282円) ISBN46-3

近代の問題、認知の問題のいきつくところは身体である。身体が「芸能」というからだ の活動をどう修得していくかということを手がかりに、この問題にせまる。人文科学・社 会科学においての卓越した成果。ブルデューを超えたか?(書評掲載 毎日新聞ほか)


第3巻 伝承と言語

佐佐木隆著 四六判上製 320ページ 本体4200円(税込4410円) ISBN47-1

古代語の音韻研究で定評ある著者によるはじめての著書。古代説話の構造主義分析と言 語が逆に説話を生み出し、説話を育てていく現象の分析。言語学者、上代文学研究者、そ して説話研究者にすすめたい。(書評掲載 産経新聞)


第4巻 読むということ

和田敦彦著 予310ページ 予3600円

近代の文学はどのような「読まれ方」によって成立してきたのか、読者論、社会史を踏 まえながら、新しい局面へと誘いかける。気鋭の新著。

第5巻 祭りの社会史を越えて 小林康正

第6巻 大和魂の行方 鈴木淳

第7巻 様式とメタファー(仮題) 中村三春