もうすぐ5月

桜も終わり、ちょっと蒸し暑い梅雨のような日が続いていますが、木々の緑がまぶしい季節になりました。五島のお店をのぞいてみましょう。八百屋さんでは、朝、掘ってきたばかりのタケノコが茹でおいてあり、そのそばにはやっぱり野山で採ってきただろうツワ(ふきに似たちいさいもの)が茹でておいてあります。値段も両方とも200円以下とこれまた安い。そして採れたてだからおいしい!!反対側には、ハート型に似てるようなミニトマト。これがまた甘くておいしい。あと、こちらでもなかなか出回らない昔ながらのトマトも今日はあります。富江というところでしか作ってないようで、本当のトマトの匂いがします。キュウリもまだ先に黄色の花が残っていてチクチクしていたいのです。次は魚屋さん。いろいろな魚がおいてあります。都会みたいにパックなんかにははいっていません。大きなとろ箱にボンボンと無造作においてあり、自分で選んで秤ではかってもらい値段が決まるのです。だからちょっと最初は恐い気がします。いくらぐらいのと言って買った方がいいでしょう。伊勢エビ・みずいか・かわはぎ・あじ・さざえ・かつおなどなど・・・。夏になるともっと色が青やオレンジなどの魚も並びます。ウニの塩漬けのビンももうすぐならぶでしょう。5月頃になれば大潮で潮が引いたときは、サザエやアワビを岩の下でみつけてとることができます。ウニなども採れるし、潜れば確実にたくさんとれます。磯遊びの季節が来ます。たのしいですよ。

突然話はかわりますが私が五島に来てまもない頃、おいしいと評判のうどんやさんで天ぷらうどんを頼んだところ、うどんの上にはエビの天ぷらではなくて、まあるい薩摩揚げがのっていました。こちらでは薩摩揚げを天ぷらというのだそうです。でもおいしかった。それではとさっそく家で作ったところ、旦那様にこれはなんだ〜と怒られた。あれ?五島の生まれじゃなかったけ?!・・・

                       (4.22五島のみーゆ)

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