私は、未熟者である。いろいろと失敗したりする。それとかたづけが苦手である。
そんな日、ほとんど毎日だが、ひよこ怪獣が火を吹く。私は事務所のはじっこまで吹き飛ばされてしまう。
ひよこ怪獣は、耳が遠い。その上、人の話を変な風に聞くという才能を持っている。編集長のMちゃんや私の話をメタクソに解釈する。ときどき、おかしなことをくちばしっては、スタッフを疲れさせるのが得意である。
その上、声が大きく、ひよこ怪獣が話していると、うるさくて仕事にならないときもある。独り言も声が大きいので、隣のSちゃんが、返事をすると独り言だったりするので、困っている。
そんなひよこ怪獣だが、ひよこのように目がクルリンとしている。そこになかなか愛嬌がある。ちなみに、2月2日はひよこ怪獣の誕生日だった。私より、2つ年上である。まだ、プレゼントをあげていない。また、火を吹きかけられそうである。
(98.2.5 房主)