なぜクレジットカードが使えないか?


クレジット会社によると通信販売で年間5000万円以上の売り上げがないと、取引を認めないということになっているそうだ。残念ながら、現状では、ひつじ書房のすべての年間の売り上げは6000万円くらいであり、その内直販は30パーセントくらいだから、全く無理なのである。この直販は、郵便振替である。

5000万円というのはかなりの額であり、セシールとか千趣会とかそういうような大きなところでなければ、現実的に不可能なのである。日本語関係の書籍を販売している某社も、通信販売用の口座は持てなかったと社長に聞いた。(店頭販売用の口座でやってしまっているということ)ここは人数で言えば、ひつじの数十倍だ。あるソフトベンダーの社長もそう言っていた。海外のものは結構小規模の店でもクレジットで買えるのに、全くおかしいことである。

クレジット会社に対して怒りも大きいが、はっきりいって愚痴であり怒りでもあるのだが、ここの基本的なことを一切書いていないインターネットマガジンのクレジット特集は本当に頭に来る。たぶん、執筆者は、電子マネーの専門家であり、銀行関係者かその出身者であろうが、頭にないのだ。これが、銀行関係の雑誌や何かに載っている文章ならまだ良い。インターネットマガジンである。インターネットは小規模事業者(SOHO)にとっての救世主(ははは)ではなかったのか?(一言言いたいと思ったがメールのアドレスがなかった。)

どうしてなのか。たてまえは、やくざさんとか取り込み詐欺が恐いということになるだろうが、その程度の信用が調査できないで、「クレジット」会社といえるのだろうか?人物に会い、会社を見、取引先を調べれば、やくざかそうでないかはわかるはずである。だましのプロのだましはすごいのだろうが。

本音は面倒くさいということだろう。いちいち小さな企業につきあっていられないということだろう。だが、銀行に一番おおきな損失を与えているのは社内の人物じゃないか!大和銀行を見ろ!(すいません。FLAME的発言になってもうた!)

ここいらへん、信用金庫とか、地元に密着した銀行がもっとイニシアティブを取って貰いたいものだ。

いろいろ言いたいことはあるが、言っても仕方のないことを言うのは愚痴でしかないから、もうやめるが、これは一般的に言って日本のSOHOにとってはかなり大きな問題であるということだけは、感情的でない事実なのでそのことは知っておいていただきたい。

読者の皆様、非力で申し訳ありません。



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