ひつじ研究叢書(言語編)



●ひつじ研究叢書(言語編)第1巻

方言地理学の展開

徳川宗賢著 A5判上製 650ページ 定価15450円 ISBN10-2

『日本言語地図』の調査・作成、『日本方言大辞典』の編集など、方 言研究・方言地理学に精力をそそいできた著者のはじめての論文 集。現在の方言研究・社会言語学の指針となる書。それぞれの論 文を補訂する補記を巻末に付す。
●ひつじ研究叢書(言語編)第3巻

日本語の音

―音声学と音韻論―

城田俊著 A5判上製 280ページ 定価13390円 ISBN11-0

本書は日本語共通語の音声を全ての水準において記述することを 試みたものである。これまでの日本語の音韻論は結果として妥当 なものであっても、結論が必ずしも道筋を明確にして、緻密に論 証されていたとはいえなかった。その欠けていた音韻論の論証を 一歩一歩飛躍なく精密に記述したはじめてのものである。
●ひつじ研究叢書(言語編)第4巻

古代日本語母音論

─上代仮名遣の再解釈

松本克己著 A5判上製 204ページ 定価9270円 ISBN31-5

上代語は八母音だったのか、従来の定説に大きな衝撃を投げかけ た論の決定版を含む著者の初めての著書。言語学者ばかりでな く、上代文学に関心を持つ人々の必読書。詳細な語彙索引を付す。

●ひつじ研究叢書(言語編)第5巻

バントゥ諸語動詞アクセントの研究

湯川恭敏著 A5判上製 690ページ 定価19570円 ISBN38- 2

「多くのバントゥ系言語を調査していくうちに、それらのアクセ ントの面白さに魅かれるようになった。…動詞アクセントの場 合、基本的にはすべての活用形が分からなければそれを調査・分 析したことにはならない」著者のアフリカ語研究の決定版。
●ひつじ研究叢書(言語編)第6巻 文部省助成刊行物

Studies in English and Japanese Auxiliaries:


A Multi-stratal Approach

澤田治美著 A5判上製 424ページ 定価12360円 ISBN39- 0

学位論文の公刊。日英の助動詞の研究では定評のある(市河賞受 賞)著者による語用論的分析。日本の読者に読みやすいように例 文はローマ字表記の他に日本語を付す。(英語)文部省助成刊行 物。
●ひつじ研究叢書(言語編)第7巻 文部省助成金刊行物  (品切れ、秋重版)

言語の時間表現

金子亨著 A5判上製 515ページ 定価8800円 ISBN40-4

人類の言語に、普遍的な時間概念があるのかというという徹底し た問題意識のもとに従来のテンス・アスペクトを、全く新しく越 えようとする書き下ろしの研究書。
●ひつじ研究叢書(言語編)第8巻  (近刊)

拾遺 日本文法論

奥津敬一郎著 A5判上製 予価5200円 ISBN63-3

著者の広い関心の中から今まで一緒に纏められていなかった重要 な論文を集めて刊行。いわば、アルバムに未収録シングルヒット 集である!

●ひつじ研究叢書(言語編)第9巻 文部省助成刊行物

日本語条件表現史の研究

小林賢次著 A5判上製 436ページ 定価12360円 ISBN64- 1

著者が研究の出発から継続して取り組んできた条件表現史の集大 成。日本語史の研究者はもちろん、現代語の研究者にも有益。

●ひつじ研究叢書(言語編)第10巻 文部省助成刊行物

束縛関係

─代用表現と移動─

中村捷著 A5判上製 331ページ 定価6200円 ISBN65-X

生成文法の研究でしられる著者の最新の研究を一緒に纏めたも の。言語研究の重要な成果。
●ひつじ研究叢書(言語編)第11巻

意味分析の方法

─理論と実践─

森田良行著 A5判上製 374ページ 定価4400円 ISBN66-8

著者のいままでの語の意味の実践的な分析の裏付けとなる方法 を、ひとつひとつ丁寧に解きあかす。本書によって今までの分析 が縦糸だとすると横糸が現れたことになろう。
●ひつじ研究叢書(言語編)第2巻
中古中世の言葉遣いの研究
森野宗明著 予15450円
●ひつじ研究叢書(言語編)第12巻
上代語の構文と表記 佐佐木隆 予13390円
●ひつじ研究叢書(言語編)第13巻
高橋太郎古希記念論文集 予6200円


シリーズに戻る
ホームページに戻る