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2022.11.24(木)

おでんの季節


先日、我が家では子どものリクエストでおでんを作りました。

好き嫌いが多いので以前はおでんを食べたいと言うなんてことはなかったので、少しずつ成長をしているのかな と感じました。いまは小学校の給食は嫌いなものを無理に食べないでいいらしいですが、それでもいろいろなも のを食べられるようになって来ているようです。スーパーではおでんセットがばっちり準備されていたので、寒 くなってくるとおでんに気持ちが向くのかもしれませんね。

小学校では運動会や学芸会などこまごま行事がありますが、いまはコロナにかかってしまうとそうした行事に参 加できなくなってしまうので、体調管理に神経を尖らせてしまいます。泊まりがけのような大きいイベントの前に は特に緊張してしまいます。本人だけでなく家族がかかっても影響があるとするとなかなかつらいですね。

そうは言っても意識的に避けられるものでもないので、なるようになるしかないのですが。
またおでんを食べたいと言っていたので、暖かくしてこの冬を乗り切りたいです。今度はしこみから手伝っても らおうかと思っています。




2022.11.9(水)

刊行! 『言語進化学の未来を共創する』


ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」という織田裕二さんがMCを務めるNHKの科学番組で、先日、「言葉」をテーマにした回がございました(初回放送7月19日、再放送10月20日)。人間はどのように言葉を獲得したのか、人間の言葉と動物の鳴き声とは何が違うのかなど、言葉の起源や性質にまつわる不思議な事象がわかりやすく紹介、解説されていました。有料ではありますがNHKオンデマンドなどで見逃し配信もしているようですので、興味のある方は見てみてください。

この回でスタジオに登壇されて、言葉の不思議についてわかりやすく解説されていたのが、岡ノ谷一夫先生と藤田耕司先生でした。このお二人が編者の書籍を刊行いたしました。それが『言語進化学の未来を共創する』です。
本書は言語学だけでなく脳科学や生物学などのさまざまな分野の知見を結集して、言語の起源や進化についての謎を解明していく「言語進化学」の論集です。本書では「階層性」と「意図共有」の二つを言語進化を考える上でのキーワードとして、この二つについて生成文法やジェスチャー、計算、音楽のリズムなど、さまざまな観点から論じています。一見言語とは関係なさそうな事柄も、言語の起源や進化を考える上では重要な示唆を与えていると知った時の驚きと興奮を皆様にも味わっていただきたいです。
また本書の特徴として、新進気鋭の若手研究者を中心にご執筆いただいていることが挙げられます。本書は文科省新学術領域研究「共創言語進化」を進める中で組織された「若手の会」のメンバーが中心となって執筆されています。本書の巻末には執筆者による座談会が収録されているのですが、若手研究者ならではの言語進化を研究する大変さなども話題になっており、今後の言語進化学の未来を考える上で重要な1冊になっているかと思います。

冒頭で紹介した「ヒューマニエンス」をご覧になった方はきっとご興味のある書籍になっていますのでぜひお手に取っていただけると幸いです。

『言語進化学の未来を共創する』詳細ページ
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1161-8.htm







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