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9月

2019.9.25(水)

様々な節目



9月10日に日比谷図書文化館で第53回造本装幀コンクールの表彰式がありました。
表彰式の写真がこちら。


造本装幀コンクール 表彰式

今回『関西弁事典』が受賞したのが日本図書館協会賞ということで、左端は日本図書館協会の鈴木隆さんです。右端がデザインを手がけてくださった中垣デザイン事務所の中垣信夫さんです。賞状を持っているのが弊社の社長です。わたしも壇上に上がらせていただきました。当日来られなかった方もいらっしゃるので、ここに写っている方だけでなく、多くの方々のおかげで受賞できた賞です。

表彰式では、他の受賞作品について見たりお話を聞いたりできたのも良い経験となりました。
今回の受賞作品21点は、10月25日(金)〜27日(日)まで東京堂ホールにて公開展示されます。
素晴らしい作品ばかりですので、ぜひ足を運んでみてください。


ひつじ書房はもうすぐ創業30周年。
節目の年を控える中、このような賞をいただけて大変うれしく思います。
30周年の感謝を込めて、「30周年記念 大特価感謝セール」も始まりました。
(詳しくはこちら http://www.hituzi.co.jp/books/30th.html


また、弊社で製作・発売をおこなっている、日本方言研究会の機関誌『方言の研究』も第5号という節目を迎えました。
2015年の創刊から、毎年1号ずつ着実に積み上げていった成果と言えるでしょう。
日本方言研究会の編集委員会では厳しい査読体制が敷かれ、投稿論文のチェックから刊行に向けての編集まで、1年中ほぼ毎日のように忙しく動いています。第5号は論文数15本と過去最多でボリュームもあり、9月中に刊行できるか焦る部分もありましたが、先日無事にできあがりました。

■『方言の研究 5 特集 移りゆく現代方言』詳細ページ
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-990-8.htm

『方言の研究』への論文の投稿やお得な購読会員も募集しています。
詳しくは、日本方言研究会ホームページをご覧ください。

■日本方言研究会 機関誌『方言の研究』(Studies in Dialects)
http://dialectology-jp.org/wiki.cgi?page=%B5%A1%B4%D8%BB%EF%A1%D8%CA%FD%B8%C0%A4%CE%B8%A6%B5%E6%A1%D9






2019.9.13(金)

言語学図書総目録



今回は「言語学出版社フォーラム」の話をしたいと思います。

「言語学出版社フォーラム」は、言語学関係図書を発行している出版社の集まりとして、1998年11月11日に、関係図書のより一層の普及を目的として結成されました。現在は、開拓社、くろしお出版、研究社、三省堂、小学館、大修館書店、ひつじ書房の7社が幹事会社として会の運営を行っております。(「言語学出版社フォーラム」ホームページより)

■「言語学出版社フォーラム」
http://www.gengosf.com/

「言語学出版社フォーラム」での活動は書店でのフェア開催などもありますが、中心は『言語学図書総目録』という目録を作成することです。
1999年度から毎年作成しており、次で(おそらく)20号となります。
現在の収録数は、33社、約1500点になっており、言語学の書籍をジャンル別に掲載しています。

ひつじ書房は中でも掲載点数が1番多いので、原稿出稿や校正がたいへんなのですが、出版社を越えて同じ著者の本を探す場合など、インターネットなどで探すのとはまた違った利用方法もある思います。
何かを探すでもなく、「こんな本あったんだ」という本との出会いは紙の目録ならではかもしれません。

『言語学図書総目録』は毎年5月初め頃に刊行し、配布がはじまります。
書店を通してご覧いただいている方もいらっしゃるかと思いますが、言語系の学会でも配布をしております。

幹事会社が持ちまわりで学会に持って参りますので、ご覧になりたい方、ぜひ学会のブースにお越しください。お待ちしております。






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