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5月

2017.5.17(水)

子どもブックフェスティバル



5月の大型連休も終わり、先週は社員総出でDMの発送を3日間かけて行いました。
本格的な学会シーズンも始まり社内もバタバタしています。

さて、ひつじ書房のことを良くご存じない方に社名を言うと「児童書の出版社ですか?」と言われることがたまにあります。
動物の名前がついている出版社は意外と多いのですが、ひつじという動物の印象からか絵本などがイメージされるのかもしれません。
ちなみに神戸に「ひつじ書房」という児童書専門書店があり、以前はよく間違い電話やファックスがありました。

児童書といえば毎年5月3日〜5日、東京の上野でJPIC(一般財団法人出版文化産業振興財団)主催の「上野の森 親子フェスタ」という催しが開かれており、児童書版元が絵本、児童書などの書籍を読者謝恩価格で販売しています。2000年からはじまり今年で17回目(2015年は開催せず)、私は初めて訪れたのですがたくさんの親子連れでそれはそれはたいへんな盛り上がりでした。今年は約5万冊の本が準備されていたようです。

上野公園の中央噴水池広場で行われ、今年は晴天に恵まれたこともあったのかもしれませんが、どんな大型書店でも取りそろえられないくらいの絵本を一度に見ることが出来ますし、各社お抱えの絵本作家先生にサイン会を開いてもらうなど集客に力を入れているため、各出版社のテントも読み聞かせのブースもたいへん混み合っておりました。 我が家も子どもが大好きな先生にサインを書いてもらうことができ、私まで嬉しく過ごしました。

3日間での売上はなんと3702万円とのこと(業界紙発表を参考)、昨年比で600万円増とのことです。

ひつじ書房は学術書を中心に出版をしていますが人口が減少していく中、出版文化を守っていく上で、やはり読書推進のような活動には微力ながら(ミジンコなみに微力ですが)貢献していければと思います。





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