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12月


2012.12.31(月)

本年もありがとうございました


仕事納めもおわり、いよいよ今年も残すところ数時間となりました。
毎年、この時期になると一年というのは本当に短いと感じます。
この一年で、ひつじ書房は42冊の本を刊行しました。テキスト・研究書・一般書・翻訳書、言語学・文学・国語教育・日本語教育などなど・・・・・・下記は2012年に刊行した書籍の一覧です。括弧内は編集担当者です。
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1.『ピアで学ぶ大学生・留学生の日本語コミュニケーション プレゼンテーションと ライティング』大島弥生・大場理恵子・岩田夏穂・池田玲子 著(板東)
2.『日本語の「主題」』堀川智也 著(海老澤)
3.『日本語と韓国語の「ほめ」に関する対照研究』金庚芬 著(海老澤)
4.『形態論と統語論の相互作用 日本語と朝鮮語の対照言語学的研究』塚本秀樹 著 (海老澤)
5.『Tagalog Grammar A Theoretical Introduction』平野尊識 著(細間(海老澤))
6.『明治詩の成立と展開 学校教育との関わりから』山本康治 著(森脇)
7.『文革から「改革開放」期における中国朝鮮族の日本語教育の研究』本田弘之 著 (森脇)
8.『日本統治期台湾と帝国の〈文壇〉 〈文学懸賞〉がつくる〈日本語文学〉』和泉 司 著(森脇)
9.『進化言語学の構築 新しい人間科学を目指して』藤田耕司・岡ノ谷一夫 編(板 東)
10.『高度経済成長期の文学』石川巧 著(森脇)
11.『ベーシックコーパス言語学』石川慎一郎 著(森脇)
12.『声で思考する国語教育 〈教室〉の音読・朗読実践構想』中村佳文 著(森脇)
13.『中国現代文学 9』中国現代文学翻訳会編 著(板東)
14.『接触場面における三者会話の研究』大場美和子 著(海老澤)
15.『現代日本語のとりたて助詞と習得』中西久実子 著(海老澤)
16.『21世紀日本文学ガイドブック4 井原西鶴』中嶋隆 編(板東)
17.『モダリティと言語教育』富谷玲子・堤正典 編(森脇)
18.『フランス語学の最前線1』坂原茂 編(板東)
19.『ひつじ意味論講座 第4巻 モダリティII:事例研究』澤田治美 編(海老澤)
20.『認知言語学論考No.10』山梨正明 他編(森脇)
21.『日本語・国語の話題ネタ 実は知りたかった日本語のあれこれ』森山卓郎 編(森 脇)
22.『日本語音韻史の研究』高山倫明 著(松本)
23.『日本語のアクセント、英語のアクセント どこがどう違うのか』杉藤美代子 著(松本)
24.『スペイン語の否定語の概念構造に関する研究』田林洋一著(森脇)
25.『再構築した日本語文法』小島剛一 著(松本)
26.『インターアクション能力を育てる日本語の会話教育』中井陽子著(海老澤)
27.『Typological Studies on Languages in Thailand and Japan』宮本正夫・小野尚 之・Kingkarn Thepkanjana・上原聡 編(海老澤)
28.『言語研究のための正規表現によるコーパス検索』大名力 著(森脇)
29.『認知物語論の臨界領域』西田谷洋・浜田秀 編(森脇)
30.『学びのエクササイズ レトリック』森雄一 著(海老澤)
31.『ひつじ意味論講座 第2巻 構文と意味』澤田治美 編(海老澤)
32.『「配慮」はどのように示されるか』三宅和子・野田尚史・生越直樹 編(松本)
33.『方言を救う、方言で救う 3.11被災地からの提言』東北大学方言研究センター 著(松本)
34.『The Proceedings of the Thirteenth Tokyo Conference on Psycholinguistics (TCP2012)』大津由紀雄 編(森脇)
35.『古代中国語のポライトネス 歴史社会語用論研究』彭国躍 著(森脇)
36.『文化の観点から見た文法の日英対照 時制・相・構文・格助詞を中心に』宗宮喜 代子 著(海老澤)
37.『日本語の品詞体系とその周辺』村木新次郎 著(海老澤)
38.『「語り論」がひらく文学の授業』中村龍一 著(森脇)
39.『話し言葉の談話分析』デボラ・カメロン 著 林宅男 監訳(松本)
40.『ひつじ意味論講座 第6巻 意味とコンテクスト』澤田治美 編(海老澤)
41.『これからのコロケーション研究』堀正広 編(板東)
42.『中国現代文学 10』中国現代文学翻訳会 編(板東)

☆担当冊数集計 森脇15冊 海老澤14冊(内引き継ぎ1冊) 板東7冊 松本6冊
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お世話になった先生がた、また書籍を読んでくださったみなさま、まことにありがとうございました。
企画中の書籍の先生がた、どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。




2012.12.17(月)

『言語研究の技法』重版!


昨年の12月末に刊行した『言語研究の技法』好評に付き重版をいたしました。

学会出展でも多くの方に注目していただき、速いペースでの重版となりました。御礼申し上げます。

本書ご執筆の名古屋大学の先生方のグループは、本書にも掲載されているアイトラッキングを使用した言語研究のご発表で、今年の言語科学会第4回JCHAT賞(優秀論文賞)を受賞されています。

第4回JCHAT賞(優秀論文賞)
「アイトラッキングを使ったフランス語母語話者のコロケーション知識の測定」
藤村逸子、 杉浦正利、山下淳子、坂東貴夫、梁志鋭、ボーメール晶子

日本ではまだほとんどとりくまれていないというアイトラッキングを使用した言語研究。その他にも、音声収録の収録器機にまで及ぶ詳しい方法や言語データの収集から処理方法まで、これからの言語研究に必要な研究法がふんだんに詰め込まれた本書、まだお持ちで無い方はぜひお買い求め下さい!




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