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5月

2012.5.30(水)

続いています

スタッフ日誌がいつの間にか学会の話題でいっぱいになっていますね。 学会が続いています。

とにかく話題にしたくなるくらい、学会参加は当日参加するのみならず、準備と後処理があり、頭、身体共に結構な作業容量をとられています。学会に参加するのは先生にお会いしたり、これまで地道に作ってきた本のデビュー戦のようなところがあるので、とても楽しみではあるのですが。

そのような訳で、編集作業の方が滞り気味になっています。
お待ちいただいている先生には申しわけありません。

がんばってます。




2012.5.30(水)

関西に出張にいきます

ここ最近突然雨が降ってきたりとみょうな天気が続いていますね。

今日お昼休憩のときにちらっとみたニュースによると、気象庁が天気予報のための新しいスーパーコンピューターを導入するようです。
このコンピューターで「ゲリラ豪雨」まで予測することができるようになるようで「ゲリラ豪雨」が「ゲリラ」ではなくなる!?と報道されていました。
それが事実だとしたら「ゲリラ豪雨」ということばはあまり聞かなくなるようになるかもしれませんね。

話は変わりますが、わたしは明後日から関西に出張にいきます!
目的は板東とともに関西の書店さんをまわることと6月2日(土)、3日(日)に兵庫県の甲南女子大学で行われる関西言語学会に参加するためです。

今回がわたしにとっての初出張になります。
関西は中学生のときに修学旅行で大阪と兵庫に行ったのが最後であまり記憶にありません。

関西を楽しみつつがんばってきたいと思います。




2012.5.23(水)

学会に参加してみて

先週金、土、日と3日間学会に参加しました。
たくさんの先生方にお会いし挨拶できたことを嬉しく思います。
また日本語学会では、おおくの他の出版社の方に挨拶することができました。
名刺を渡すことさえもままならない新米の渡邉ですがみなさんどうぞよろしくお願いいたします。

学会に参加してみて本が売れるうれしさを体感しました。
ひつじ書房の本を買ってくださる方と対面するという機会は普段あまりないので、うれしさは倍増です。

早く私が担当する本が売れるところをみたいな…と思いつつ今週土日開催の全国大学国語教育学会もはりきっていきます!



2012.5.23(水)

学会シーズンです

学会ラッシュのシーズンが始まりました。
先週は、千葉大学で開催された方言研究会と日本語学会に参加いたしました。ブースにお越しいただきましたみなさま、ありがとうございます。
日本語学会は出展している出版社の数が多く、圧巻といった感じです。今回も20社以上が参加していました。これほど関係書籍がひとつの場所に集まる機会はあまりないのではないでしょうか。
方言研究会は、規模は日本語学会よりも小さいですが、研究会の方々がみなさん仲が良いような印象です。懇親会にも出席させていただいたのですが、千葉名産の落花生と「方言研究会」のラベルのお酒に驚かされました。

今週末は金曜日から日曜日にかけて、5つ(!)の学会に出展予定です。関西担当も一時上京して学会にそなえます。出展予定は以下の通りです。

5月25日(金) 近代英語協会 青山学院大学青山C 海老澤
5月26日(土)・27日(日) 日本語教育学会 拓殖大学文京C 松本(久) 海老澤 
5月26日(土)・27日(日) 全国大学国語教育学会 筑波大学筑波C 松本 渡邉
5月26日(土)・27日(日) 近代文学会 二松学舎大学九段C 森脇
5月26日(土)・27日(日) 中古文学会 東洋大学白山第1C 板東

ご参加の予定のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。



2012.5.17(木)

ながれ作業

今日で未発ジュニアの発送がやっと一段落しました。

発送では森脇の日誌に書いてあるとおり、未発に注文書などの紙をはさみビニールパックの封をするという作業をします。
わたしはひたすらビニールパックの封をしていました。
3日間で格段に作業が早くなったと思います。

ながれ作業をするのは久しぶりでした。
大学生のときに農業のアルバイトをしていたことがあるのですが、その時は、きゅうりやなすの種をひたすらポットいれ、別の人が土をかけるという作業をしていました。

その時も思ったのですが、わたしは同じ作業をずっとすることが比較的好きみたいです。
次の未発ジュニアの発送もがんばります。


明日は私にとって初の学会である方言研究会です。
みなさんどうぞよろしくお願いします。



2012.5.17(木)

ひつじ親子とともに

大阪に越して、ようやく1ヶ月弱が経とうとしています。
まだ電話回線をひいておらず、FAXを送ったりはできないものの、海老澤の日記にもありましたように、skypeでのやりとりなどで東京の社員にたすけてもらいながら、比較的通常通り、業務を行っています。skypeはとても便利で、こみいったことをみっちりと相談したいときはビデオ通話、普段のこまごましたこと、仕事をお願いしたいときはチャット、みなで共有したほうがよい情報や仕事に関することはメール、とだいたい使い分けています。(海老澤は忍者のエモーティコンがお気に入りのようですが、わたしはくまを気に入っています)

むずかしいのは、同じ事務所内にいるときのように「いま声かけてよさそう/だめそう」という空気が読めない、といいますか「わからない」ということでしょうか。(名付けてKW)
チャットで声(?)をかけた後に、ビデオ通話に切りかえたりと工夫しつつ、東京の社員の空気を読みつつ、コミュニケーションをはかっていきたいと思います。

その、東京は未発ジュニア版の発送がひと段落したころでしょう。
今回の未発ジュニア版の表紙のひつじ親子は、関西出張所(?)開設祝いにと、大津由紀雄先生が贈ってくださったものです。大津先生のお心遣い、大変ありがたく、うれしく思います。
というわけで三匹も大阪にいてます。大中小ひつじが、なかよく並んでいて、がらがらどんのようなむかし話を思い出します、しかもそれぞれ鳥がのっています…(かわいい)(うわさの)ひつじ親子をご覧になりたいという方は新しい未発ジュニア版をお送りしますのでご連絡ください。

大阪にいて、未発ジュニア版の発送ができず、今週末の日本語学会も参加できないのが心残りです。日本語学会行きたかった…(しかし来週は学会が集中しているので、「東京出張」します) 先の日曜日の訓点語学会では、関西担当になったことをもうご存知の先生にもお会いでき、うれしく 思いました。もうすこししたら大学、書店さんへもおうかがいしたいと思います。

あっというまに夏になっちゃいそうですね。


(近日刊行の「西鶴」白焼きとともに)



2012.5.16(水)

吸って吐いて

下の渡邉の日誌でアナウンスしていましたとおり、『未発 ジュニア版 2012年春号』の発送を今週から始めています。

毎度の事ながら、社内総出で封入作業をしています。未発に注文書などのバラの紙を挟み込み、宛名紙を載せてビニールパックに封入という作業。

昨日の火曜日は雨がしとしと、本日水曜日はからっと晴れた晴天。

本日は、挟み込んだ紙がばらつきやすく、封入作業は昨日のしとしとのお天気の方がやりやすかったです。そういえば、学会でホールなどの半分外で書籍を展示していると、雨の日は並べている本が水分を吸って大きく波打っています。良く言えば紙がしっとりしている。

普段大して意識しませんが、能動的にではないにしろ紙は空気中の水分を吸ったり吐いたりしているのですね。

印刷でも、湿度というのは大事な考慮点で、それによって紙詰まりやインクの乗りに違いが生じてきます。いつもお世話になっている三美印刷のH賀さんに聞いたところ、紙の「耐湿指標」は50パーセントから60パーセントであるとのこと。湿度が極端に低いと、用紙がそってしまったり、静電気により紙がダブル事があり、逆に湿度が極端に高いと、用紙がシワになってしまったり、湿度により紙がダブル事があるそうです。三美印刷さんでは、適湿で保つように工場の湿度管理をしています、とPRもしていただきました(笑)

先日大雨があったとき、私の自宅の部屋は湿度が80パーセントもありました。コピー用紙はほんのり重さを感じるくらいにぶよぶよ。インクジェットだと滲みも出てしまうのでこれは危ない。たくさんプリントをしたいなと思ってた時だったので、エアコンのドライをしてみました。1時間かけ続けた結果、湿度67パーセントまで下がりました。プリントも問題なく、困った時のご参考までに。

ドライは通常の運転よりも電気を食うらしいので、おすすめはしませんが…。



2012.5.11(金)

『未発ジュニア』出来上がりました

いよいよ今週末の訓点語学会を皮切りに学会シーズンがはじまります。
訓点語学会には関西担当の板東が参加します。

私は、来週金曜日に開催される日本方言研究会で学会デビューいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。



本日、『未発 ジュニア版 2012年春号』ができあがってきました。
かわいらしくてかつ落ち着いた色合いになっています。
表紙のひつじ達は、大津由紀雄先生からいただいたものです。この三匹のひつじは親子でしょうか。かわいいです。
大津先生ありがとうございました。

『未発 ジュニア版 2012年春号』は来週から発送の予定です。
新刊・近刊を中心とした充実のラインナップをカラーでお届けしておりますのでぜひお楽しみにしていて下さい。



2012.5.9(水)

神保町にいきました

今日は、八木書店さんに注文をしていた本をとりにいきました。
最新版の広辞苑も購入したのですが、本5冊と広辞苑を合わせた重さはなかなかのものでした。
それらを車輪付きのスーツケースに入れ明大通りの坂を登りました。
ゆるやかな坂で良かったです。

神保町では、カレーライスが有名だということでお昼ご飯はカレーライスにしました。
私が行ったお店では辛さが70倍(!)まで選べましたが、私は3倍にしました(お店の方の話によると通常の辛口程度)。
私には丁度いい辛さでスパイスが効いてて美味しかったです。

みなさんも神保町に行った際はカレーライスをどうぞ召し上がってみて下さい。



2012.5.9(水)

Skype導入

関西担当との連絡手段として、Skypeを導入しました。
私はいままでSkypeを使ったことがなく、「インターネットを使ったテレビ電話」くらいの認識しかなかったのですが、そのいろいろな機能はなかなか便利です。テレビ電話だけではなく、ファイルを送信することできる上、チャットもできます。チャットでは、「エモーティコン」という絵文字を送ることもできます。スマイルや泣き顔はもちろん、ちょっと面白い絵文字までそろっています。
個人的にいちばん面白いと思うのは「忍者」の絵文字です。いったい普通の会話で「忍者」が必要とされる頻度はいかほどのものなのか。そして実際の絵文字が忍者には見えない……。開発者のちゃめっけなのでしょうか。

伝えたい情報によっては、口頭よりも文章のほうが適している場合があります。また、メールよりもはやいスピードでやりとりしたいこともあります。(このあたりの棲み分けは、書籍と雑誌とラジオとテレビの関係にも似ているかもしれません。)Skype、チャット、メール、電話、FAX。それぞれ、長所と短所によって、使い分けていきたいと思います。



2012.5.2(水)

ヘボン式と訓令式の違い
雨が続きじめじめとしたお天気ですね。

今日は、ヘボン式と訓令式の違いについて複数の辞書で調べてみました。また、国語学大辞典でも調べました。
ヘボン式と訓令式の違いについて、それぞれの辞書の記述を要約します。

三省堂の『大辞林』には
ヘボン式…ヘボンが1886年に『和英語林集成』に採用したことからこの名がある。羅馬字会の発表したつづり方を採り入れたもの。
訓令式…ヘボン式と日本式の長所を採り入れ、いわば両者を折衷したもの。1937年内閣訓令として公布された。

大修館書店の『明鏡国語辞典第二版』には
ヘボン式…シ・チ・ツをshi chi tsu フ・ジをfu ji などと英語式につづるもの。
訓令式の項目なし。

東京堂出版の『国語学大辞典』には
ヘボン式と訓令式について…「ヘボン式ローマ字」を正しいとする論者と「日本式ローマ字」を正しいとする論者達が互いに論争を始め、1930年に時の政府は臨時ローマ字調査会を設置し、その解決のために乗り出した。その結果、訓令式と呼ばれるローマ字が作られた。(具体的なローマ字の例あり)

これらの辞書から知ることができたことを記します。
『大辞林』では、大体のヘボン式と訓令式の違いを知ることができました。
『明鏡国語辞典第二版』では、具体的なローマ字の例がのっていたので、個別のローマ字表記の仕方の違いを知ることができました。
『国語学大辞典』では、詳しい歴史的な流れが明記され、具体例もあるのでより深く知ることができました。

複数の辞書を調べると、同じ項目でも辞書によって大きく記述が違いおもしろく感じました。

それでは残りのGWごゆっくりお休み下さい。



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