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9月

2010.9.30(木)

カタカナ・漢字

今週のはじめ、『国際会議の開きかた』刊行のお祝いをいたしました。編者の大津先生にお誘いいただきまして、荒木町の日本酒のお店で楽しいひとときをすごしました。
お酒もお料理も大変おいしいお店だったのですが、シメのパスタを頼むときに愉快なことがありました。
「イカ不足のパスタ」とメニューにあります。いったいなにが不足しているんだ、と盛り上がったのですが、単純(?)な読み間違いでした。
正しくは「イカ下足のパスタ」です。ゲソ、を漢字で書くという意外性にやられました。
「イカ下足のパスタ」はゆず胡椒味でとてもおいしかったです。 みなさま、ありがとうございました!




2010.9.30(木)

ヒガンバナ

「可能性としての文学教育」、「書くことの倫理」2つのシンポジウムを無事に終え、ひといきついています。お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

昨日は、社のみんなで小石川植物園にヒガンバナを見に行きました。ヒガンバナはいつ見ても毒々しい印象がありますが、調べてみると、有毒植物だそうです。誤って食べると死にいたることもあるとのこと、ぞっとしました。見た目と中身が見事に一致しているように思います。赤のほかに、白色のものもあり、これは少しやさしい印象のようでした。







そして再来週は、次のイベントが待っています。年に2回発行しています弊社の目録『未発』の発送です。春と秋に、みなさまにお届けします。今回の表紙カラーは、秋らしい落ち着いた色です。お手元に届くのを楽しみにしていてください。



2010.9.29(水)

小石川植物園で校正

今日はお昼休みに皆で小石川植物園に行きました。彼岸花の時期にはもう遅いかと思いましたが、まだまだたくさん咲いていました。いろいろな蝶も飛んでおり、お天気も良かったので、カメラを片手にお散歩している方々で賑わっていました。

昼食を終え、蚊に狙われないよう注意しながら、まったりとベンチで話していると足元がクローバーで埋め尽くされていることに気づきました。
なんとなしに四つ葉のクローバーを探してみると、案外簡単に見つかりました。
その後何人かで探していたのですが、「なんか校正作業みたい」という話になり、妙に納得しました。

本来3枚の葉で構成されているものの中から、4枚(もしくはそれ以上)のものを見つけ出す。校正作業に負けず、四つ葉のクローバー探しもたいへん地味な作業でした。
でも、子どもの頃を思い出すようで楽しいものでした。

私は持ち帰りませんでしたが、ひつじ書房のある乙女が押し花にしたものを拝借いたしました。すてきです。







2010.9.28(火)

シンポジウム9月分は無事終了

23日、26日と無事9月のシンポジウムを終えることができました。ご来場いただいた方々、まことにありがとうございました。

26日はどうなるかとはらはらしていたskypeでの中継も無事繋がり、シンガポールと恵比寿でやりとりを交わすことができほっとしました。シンポ全体としても現代社会の中で書くということ、もっと広く文学から社会学や哲学的な話にも発展し時間の都合上まだまだ詰めることができる部分が残ったかとは思いますが、大変良い内容になったのではないかと思います。

今回のシンポジウムは、後日書籍化する予定ですので、そちらもご期待下さい。

今はやっと一息をついているところですが、さて、次回は12月の「連用・連体を考える」です。こちらもどうぞお楽しみに。まだ先ですが、どうぞご予定に入れておいてください。




2010.9.24(金)

シンポジウム、日曜日に開催です!

昨日23日にシンポジウム「可能性としての文学教育」を恵比寿の日仏会館にておこないました。 社員総出で準備してきたのですが、なかなか普段やっていないことをするのはむずかしいですね、何日か前からひたすらばたばたしていました。個人的には中高時代にやっていた、照明の裏方仕事を思い出しました… ばたばたしていて当日の講演内容をちゃんと聞くことができず残念です。

そうしてなんとか1回目のシンポジウムが終わりましたが、ほっとしている間もなく今週末の26日に2回目のシンポジウムが開催されます。こちらは、スカイプ中継での講演があるので、うまくいくか、今からすこし心配です。26日のシンポジウムは、ネット時代の「書く」ということはどういうことか、多方面の方々による講演とパネルセッションで考えようというものです。 バラエティに富んだ講演内容となっておりますので、皆さまお誘い合わせの上、ぜひお越しください!



2010.9.16(木)

悩みつきず

書店では、必ず書籍にスリップが挟まれています。これは短冊とも言います。どこの出版社でもサイズは概ね同じですが、書いてあることには共通のフォーマットがあるわけではなく、出版社ごとに微妙に違います。
ひつじ書房のスリップには、その本がどんなジャンルの本なのかが載っています。例えば「言語学」「コミュニケーション論」のようにです。
このジャンルを決めるのは、簡単そうでいて実は悩みの種です。今月の新刊『国際会議の開きかた』は学術的な国際会議を開催する際の、開催者のノウハウをまとめた本ですが、これはいったいどこのジャンルに含めるのでしょうか。
普段ですと、内容が近い本が書店でどんな分類になっているかを調べて考えるのですが、『国際会議の開きかた』は類書が非常に少ない本です。イベントを主催するというテーマで調べると、出てくるのは結婚式や二次会の幹事のコツの本が多く、アカデミックな内容の本はほとんどありません。
悩んだ末に、つけたジャンルは『言語学・アカデミックスキル・経営』です。編者である大津由紀雄研究室は言語学の研究室ですので、そこからひとつ。「アカデミックな」という意味でひとつ。そして「イベントを主催する」という意味で「経営」のジャンルとしました。
この名称が適してるのかどうか、とても気になります。書店さんではどこの棚に置くのか、実際に行って確かめてみようと思っています。




2010.9.15(水)

YEBISU

最近ようやく、秋らしい涼しい気候がおとずれました。今年は本当に暑い夏でしたね。

夏が終わったと思ったら、9月も後半にさしかかり、来週はシルバーウィークです。カレンダーどおりの休日を過ごす人でも、平日の数が週の半分以下! 季節としても過ごしやすく、出かけるのにとてもよさそうです。

そんな中、ひつじ書房は、今月23日(木・祝)と26日(日)にシンポジウムを開催します。秋の学会前の刊行をめざした書籍編集のかたわら、準備で皆忙しく動き回っています。

先日、私は、2つのシンポジウムの会場である、恵比寿の日仏会館へ行きました。森脇と板東に同行し、設備の確認などを行ったのですが、なかなかよいところです。また、恵比寿にはほとんど訪れることがなかったため(人生2度目でした)、駅ホームの電灯がビアジョッキだったことを初めて知りました。

まだ見たことのない方は、シンポジウムにお越しの際、ぜひご注目ください。

今週末は3連休です。お出かけの皆さまも、そうでない皆さまも、秋の心地よい天気をお楽しみください。




2010.9.9(木)

三美印刷見学

いつもお世話になっております三美印刷さんを見学させていただきました。
組版の現場から製版、刷版、印刷、折り、そして製本の機械まで、書籍のできる行程を一つの流れで見させていただきました。
三美印刷さんでは組版から製版までを一つのビル、刷版から製本までをまた別の工場で行っていますが、この区分はそのまま、扱っている情報の形の区分でもあります。
すなわち、組版から製版までは、情報はデータの形で動きます。その後、製版から製本までは実際のモノ=版である金属板や紙として動く、ということです。
どの段階にあるかで、修正の難易度や方法が変わってきます。今している仕事が、どんな状態のものであるのか。常に意識して仕事をしようと思います。
三美印刷のみなさま、ありがとうございました!












(案内してくれたHさんが写真を撮って下さいました。印刷機のインクは思いのほか粘り気があります。また、気温などによっても変化するとのこと。)






2010.9.2(木)

社会言語科学会

8月の日誌にも板東が書いておりますが、月が変わってしまいましたのでもう一度。

今週末、9月4・5日の社会言語科学会に参加します。場所は大阪大学です。

学会に行くようになって、様々な土地を訪れる機会が格段に増えました。私は、実は大阪に行くのは初めてです。大阪の迫力(思い込みでしょうか・・・)に負けないよう、また、まだまだしぶとく残っております暑さに負けないように頑張りたいと思います。
学会に行かれますご予定の方は、ぜひ声をかけてください!




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