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2月

2010.2.25(木)

梅見

ひつじ書房では先日、梅見を行いました。
場所は会社のすぐ裏にある小石川植物園です。
先週までとはうってかわった陽気の中でお弁当を頂きました。

小石川植物園は東京大学附属の研究施設なので、一口に梅と言ってもたくさんの種類があります。
同園のHPによれば、その数は約50種100株!
少し歩いただけでも紅白はもちろん桃色に近い色の花、匂いの強いもの、花のつき方が密なものなど種類ごとの様々な違いを見ることができます。私は梅にも枝垂れがあることを初めて知りました。
種類の名前も多様で、「道知辺(みちしるべ)」「未開紅(みかいこう)」「大盃(おおさかずき)」など由来が気になる名前もあります。

上着の枚数以外でも季節の変化を感じるのはいいものですね。
忙しい時期に突入しているひつじスタッフも癒されたのではないでしょうか。
小石川植物園散策、おすすめです。


海老澤



2010.2.19(金)

数字の魔力

2010年の年が明けて、気がついたら2月も後半になっていて、しかも2月は28日しかないため、あと1週間たらずで2月も終わってしまうことに気づき、ショックを受けました。ときが過ぎるのはなんと早いのでしょうか。
その理由のひとつには、今、社内が編集の大詰めを迎えた書籍を多数かかえ、みんながせわしなく編集を進めていることもあるのでしょう。

そして今年は、ひつじ書房の創業20周年の年です。なにかの節目や区切り目というのは特別なものですが、数字の区切り目というのも、やはり特別な感じがします。現在担当している書籍の1つは、シリーズの巻数番号が縁起がいい数字で、なんだかうれしいです。
そして、書籍にはISBNコードという11ケタの番号(書籍のバーコードの近くに記載されていて、この数字はタイトルと同じくらい重要な「書籍の別名」です)が1冊1冊に割り当てられていて、この数字の並びにはけっこう反応してしまいます。切りがいい数字や語呂がいいものだとうれしかったりします。ただ、数字の縁起担ぎは文化や個人によってさまざまで、おなじ数でも逆の意味を持ってしまうこともあります。例えばぞろ目は、おめでたい、という感覚もありますが、なんか不気味、と感じることもあります。そして今年は平成22年です。今は2月、来週の月曜日は…なんだかとてもおめでたいような恐ろしいような、そんな気持ちです。




2010.2.19(金)

「重版リクエスト」をお受けいたします。

創業20周年の年を迎え、ひつじ書房の刊行ラインナップも多彩になってまいりました。その中には、お陰様で品切れになっている書籍がございます。

20周年という節目でありますので、このたび、皆様からひつじ書房の品切れ本の重版リクエストをお受けしたいと思います。「この本を手元に置いておきたい」「図書館からいちいち借りてくるのが大変」と、日頃不自由な思いをされている方は、ぜひこの機会にリクエストをお寄せ下さい。

以下が、重版検討用に厳選したリクエスト用書籍リストです。どれも現在では手に入れることができない品切れの書籍です。エクセルでご用意しています。

http://www.hituzi.co.jp/hituzijuhanlist_201002.xls

書店様から注文が入っても品切れですとお返事をすることがよくあります。果たして、今品切れとお返事をした本は、潜在的にまだまだ需要があるのか、それとも必要な人には大体行き渡っているのか、なかなか分かりづらいことがあります。みなさまからいただいたリクエストを元に、重版の計画を練りたいと考えています。

社長からは、「20人以上からリクエストが届いた本は検討」、「50人以上からリクエストが届いた本は重版決定!」との指令が出ています。リクエスト募集期間は、3月19日まで。1ヶ月です。ご希望の書籍がある場合には、忘れないうちにお早めにご連絡ください。

重版リクエストはtoiawase(アットマーク)hituzi.co.jp森脇宛にお送りください。エクセルにご記入頂いても、メールの文面でも結構です。結果につきましては、後日、ご報告させて頂きます。

それでは、お待ちしてます!



2010.2.18(木)

ひつじをめぐらない冒険

仕事でパソコンに向かう時間が多い時は、どうしても目に負担がかかります。 先日、目の疲労回復に良さそうなアイピローを発見しました。なんと、ひつじの形をしています。なにせ「ひつじ書房」に勤めているものですから「これしかない!」と思ったのですが、どうも違和感があります。よくよく見てみると、そのキャラクターはひつじではなくアルパカでした。
アルパカは、ひつじよりも駱駝やビクーニャの仲間だそうです。実物の写真を見ればその差は一目瞭然なのですが、デフォルメされたぬいぐるみだと区別がつきにくくなります。判別のポイントは首の長さでしょうか。長いのがアルパカです。
ちなみにひつじ書房のオフィスにはいたるところにひつじグッズがあるのですが、一匹くらいアルパカが混じっていてもおかしくないと私はにらんでいます。

アルパカのアイピローについては、現在購入検討中です。


海老澤



2010.2.12(金)

白焼き・パーティ

今日は白焼きが1つできました、これから1つできてくる予定です。
今週はこれで計3つできてきたことになるので、白焼きのお祭りと言うべきか、フィーバー、しております。
この「白焼き」を検索すると穴子などの調理方法がまずでてくるのですが、食べもののことではなく、書籍を印刷するために必要なはんこをつくり(製版、といいます)、そのつくったはんこでプリントアウトしたもののことです。

白焼きのなかでは、見た目は同じでも(若干ふとくなりますが)、今まで数式で表示されていた1つ1つの文字が、ドットで表示されることになります。今までの校正ゲラから印刷用に大きくデータを変化するため、白焼き校正では最終確認とともに文字化けなど、何か異変が起きていないかということもチェックします。

今はデジタルの時代となり、修正が(活版の時代に比べれば)容易となってしまったため、最終段階である白焼きででも赤字をいれてしまったりしまうのはよくないことであります。何でも一度に全部を見通すのは難しいですが、なぜ今まで気づけなかったのだろうというミスを発見したりします、そして赤字。書籍にする、ということ、出版するということの重みをかみしめ緊張感をもってとりくまなければいけないですね。(1月の日記と合わせると)誤植をなるだけ早い段階で抹消していきたいと思います。



2010.2.10(水)

三寒四温

先週は積雪、昨日は春のような陽気だったと思ったら、今日はすっかり冬に逆戻りしました。「異常気象!」と叫びたくなるような気温差ですが、三寒四温ということばがあるところをみると、昔からこの季節の風物詩なのでしょう。このことばはもともとは中国東北部や朝鮮半島北部で生まれたのが、日本に伝わって使われるようになったとか。

本日、ひつじのスタッフは健康診断に行きました。健康診断と聞くと、中高生の頃は体重測定に備えて朝食は抜くというつわものがいたことを思い出します。数字ばかり気にするのはあまり意味がないと思うのですが。

みなさま、三寒四温に惑わされて体調を崩さぬようお気をつけください。

海老澤



2010.2.3(水)

校正1日教室

校正の体験教室に参加しました。
「校」という字は比べるという意味があるそうです。原稿とゲラを引きあわせて比べ間違いを正すということから「校正」という言葉が生まれたのでしょう。
校正には独特の校正記号を使います。これまではなんだか暗号めいた印象だったのですが、今回教室に参加したことで基本の基本がわかるようになりました。書いてあることがわかるようになる面白みは、外国語の学習にも通じるところがあります。
今回学んだのは校正の入り口だけですが、きちんと技術を身につけて頑張りたいと思います。

海老澤



2010.2.3(水)

ひつじは体育会系?

2010年がはじまって、あっという間にひと月が過ぎていきました。もう2月ですね。

年度末にむけてぞくぞくと刊行する本の編集でいつも以上に多忙を極めるひつじ書房ですが、それ以外にもこの時期恒例のイベント(業務)があります。

それは、簡単にいうと「本のお引っ越し」。

ひつじ書房のすべて書籍は現在、ひつじ書房の事務所、出荷代行倉庫会社、そして浅草にある倉庫の3カ所に分散して管理されています。3月からの採用品などの注文対応に向けて、在庫状況の把握・管理に努めるべく、返品の改装をするものなどを含めたくさんの本の移動の作業がありました。その量、約20,000冊。

数字で聞いてもなかなかピンときませんが、よくある本棚は1段に40冊〜50冊程度収納できますので7段あるとして350冊程度。つまり本棚60本分とでもいえるでしょうか?

男性は森脇ひとりのみ、お手伝いしてくれたSさん含め女性ばかり総勢9名で、朝からお昼過ぎまで作業して20,000冊の本を2トン車3台に積み込みました。

ひつじは草食系と思いきや、案外体育会系なのです。













浅草倉庫で背丈以上に積まれた本達





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