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12月

2009.12.25(金)

今年一年の振り返り

本日で実質の業務は終了、明日は社員総出で社内の大掃除で、来年は1月5日より開始となります。

今年私が担当した書籍は21冊でした。日本語学、英語学、日本語教育、英語教育、文学など多岐にわたるジャンルを担当させていただき、今年も有益な研究を世に出すお手伝いをすることができ大変充実した一年でした。

年の瀬のせまった本日、出来てきたのが森川正博先生による生成文法と日本語の研究が融合した意欲的な研究書『疑問文と「ダ」』、先週の末には中森誉之先生による英語学習における学習者が陥りやすいつまずきの原因と克服方法を理論的に明らかにする語学教師には必読の『学びのための英語学習理論』を刊行いたしました。メール通信などでは、まだみなさまにはお知らせ出来ておりませんが、来年からまた積極的に広告していきますので、どうぞご注文頂けますようお願いします。
疑問文と「ダ」
学びのための英語学習理論

多数の書籍を刊行していくのみならず、今年は積極的に企画を立てることを目標にしていた年でありました。様々な先生にお話しをお伺いし、提案し、少しずつ形になるように作り上げていく作業は編集者冥利に尽きる楽しい作業です。今は下準備の最中です。そうした本もどんどんと皆様にお届け出来るよう、来年からも元気よく動いてまいります。

本年も大変お世話になりましてありがとうございました。よい新年をお迎え下さい。



2009.12.25(金)

刊行した書籍をふりかえる

メリークリスマス!
本年もお世話になりました。
今年は10冊の本を刊行しました。

***
日本語における聞き手の話者移行適格場の認知メカニズム
メディアとことば 4 ー特集:現在(いま)を読み解くメソドロジー
プロフィシェンシーから見た日本語教育文法
判定質問に対する返答 ーその形式と意味を結ぶ談話規則と推論
「ハル」敬語考 ー京都語の社会言語史
中国現代文学3
いま、図書館に求められるもの フェリス女学院大学の挑戦1 ー読書を通して学びを見つける
大学生『火車』を読む フェリス女学院大学の挑戦2
大学生になるための日本語 1
中国現代文学4
***

社会言語学と日本語教育を中心に担当させていただきました。
こういうふうにジャンルでわけて言ってはみたものの、社会の中でことばがどのように使われているのか、そのことを考えることは日本語をどのように教えるか、ということと深く関わっていますし、あらゆることがつながっていくからこそ、たのしめた一年だったように思います。
振り返るとひとつひとつ思い出深い本ばかりです。
自分のいたらないせいで著者の先生方、印刷屋さんに多大なご迷惑をおかけしましたが、こうやってみると不思議とよい思い出ばかりが……しかし失敗は次に生かして、より編集者としてまかせて安心!という仕事ができたらと思います。

来春刊行を予定している本は今年とはまた違ったジャンルの研究もあり、興味深く、発見の毎日です。来年もまたさまざまな本を担当すると思いますし、いろいろな研究をなさっている先生方にお会いするのがとてもたのしみです。
本年も大変お世話になりました!
この場をお借りして御礼申し上げます。

来年もなにとぞ、よろしくお願い申し上げます。



2009.12.25(金)

ことし一年の振り返り

財団法人日本漢字能力検定協会が発表している今年の漢字、2009年は「新」という漢字でした。

新型インフルエンザ、新政権、スポーツなどで新記録が目立ったことなどが理由のようですが、2008年の「変」にくらべると、なんとなく決定力不足な気がします。が、かといって、他のベストテンに入った候補「薬」「病」などのマイナス要素が含まれる漢字よりは良いのかもしれません。

私にとっては毎年が「未(ひつじ)」です。

さて、私の一年で思い出されることは、やはり学会出張でしょうか?

今年は以下の学会に参加しました。
□春から夏にかけては・・・
・社会言語科学会@東京外国語大学
・日本語教育学会@明海大学
・日本英文学会@東京大学
・日本言語学会@神田外語大学
□秋から冬にかけては・・・
・日本認知言語学会@京都大学
・日本語教育学会@九州大学
・日本英語学会@大阪大学
・日本言語学会@神戸大学
・第二言語習得研究会@南山大学

秋の学会の前後には、各地の書店に訪問させて頂いたり、大学の研究室を回らせて頂いたりと、忙しくも充実した日々となりました。

来年も一軒でも多くの書店に、ひとつでも多くの大学に伺えるよう、健康第一でがんばって参ります。

みなさま、どうかよい年をお迎えください。





2009.12.24(木)

年末のこひつじ

スタッフ日誌をご覧のみなさま、初めまして。
編集補助をしております、工藤と申します。
路頭に迷ってめえめえ泣いていたところを拾っていただき、みなさんの後ろをめえめえついていっております。現在、編集長の隣の席で、一挙手一投足を鍛えられています。
今までで最も働いた!と思ったことは、10月の日本文法学会@学習院女子大学の際に、全員の昼食を調達したこと、いちばんの失敗は、編集長のPCが繋がっている延長コードを、間違って引き抜いたことです(この日は1日、編集長の目が見られませんでした)。

そんなわたしが担当させていただいている書籍(著者の先生方、どうか不安にならないでください)が、年明けに5冊、上梓されます。たくさんの方々に手に取っていただける、何年経っても色褪せない、よい本を作るお手伝いができたら、と思ってます。詳細について、年明けから徐々に、ここで紹介していきますね。

来年も、ひつじ書房の本と、ひつじ書房を(そこでめえめえ働いている工藤も含め)どうぞご愛顧くださいませ。

工藤



2009.12.24(木)

よろしくお願いします

先週からひつじ書房に加わりました、海老澤です。

年末のあわただしい時期になってまいりました。
クリスマスに忘年会、お正月と、この時期にはたくさんのイベントがあります。
私がお正月でいちばん楽しみにしているのが、年賀状です。
普段は疎遠になっている方の近況を感じたり、その人らしいデザインを楽しんだり。添えられている一言に励まされたりもします。
メールやFAXが全盛の現代、年賀状というのは手紙を書く貴重な機会だと思います。

私はいま、年賀状を兼ねたひつじ新聞送付のお手伝いをしています。
著者の先生方をはじめ、たくさん方々との繋がりで物事は動いているのだなということを実感する日々です。
来年は私自身がその繋がりの中に加われるよう、がんばりたいと思います。

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

海老澤



2009.12.24(木)

2009年のごあいさつ

2009年もあと数日でおわりですね。今年もスタッフ日誌をご覧いただきまして、ありがとうございました。
わたしにとって、今年の大きな出来事といえば、入社2年目をむかえて、後輩ができたことです。また、2年目になると、1年の社内行事が2回目なので、1回目の反省をふまえて業務を行ったりということもできたと思います。

あとは、春と秋の学会を思い出してみると、わたしは、関西にご縁があったようでした。神戸松蔭女子学院大学、京都大学、大阪大学、龍谷大学など。特に、秋は毎月関西を訪れました。特にシルバーウィークのまっただ中に、京都大学で行われた「社会言語科学会」は思い出深いです。京都の街には、信じられないくらい多くの人々が集まっていたのに、学会の書籍売り場では、まったりとした午後の時間が過ぎていたのが対照的で、とても印象に残っています。あの連休は、まるで春のような暖かい行楽日和で、行楽にでかけるほうがふさわしかったのかもしれません。

来年はどのような場所に行って、どんな出来事が起こるのか、だれにお会いできるのか、楽しみです。




2009.12.22(火)

今年のふりかえり

今年は、社会人一年目として多くのことを学ぶ年でした。

書籍がどのようにつくられ、読者の皆さまの元に届くのかを
包括的に知ることができました。

印刷所、製本所、取次などを見学させていただいたのはとても印象的でした。 印刷機に紙が吸い込まれていって、4色のインクが1色ずつ紙にのせられながら 作業工程が進んでいく姿を見て、何ともいえずわくわくする気持ちになると同時に、 いったん機械が動いてしまったら、間違ったものもそのまま大量に刷られてしまう という、背筋のさむくなる思いもした記憶があります。

自分の知らないところで、どういった職種の人がどんな働きをしているのか とても気になっていたので、植字を行う現場を実際に目にして、
普段お会いしない、本当に多くの方が関わっているということがよく分かり 「ゲラに赤字を入れるときは、この人(ゲラを実際に修正してくれるオペレーターさん)に分かりやすいように書こう」という気持ちになりました。


また、書籍がつくられ、流通するすべての段階が「現場」になる、ということも、 この1年を通して強く感じました。
出荷を実際に行って下さる倉庫も、私たちのように編集作業をしている出版社も、 著者の先生方が原稿をお書き下さっている場所も、
時として大変忙しい、「現場」になります。
さまざまな現場のことを思いながら仕事をするのは、経験の少ない私にとっては想像がつきにくく難しいところも多々ありますが、
少しでも気づけることが増えるよう、色々なことに考えをめぐらせながら仕事にあたりたいと思います。


来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。



2009.12.15(火)

正月場所

今年もあと少しでおわります。
年末のまとまったお休みをつかってなにをしようか、旅行に行こうか、部屋の片付けをしようか、といろいろ思い描きますが、結局いつものように関西に帰るのだと思います、計画をたてることがすきなのかもしれません。「せっかくだから海外に」などと考えているだけでたのしんでいます。
どこか海外に行きたい、という旨を先日三井と細間に相談したら「年明け店が開いてるのはハワイくらいだろう(意訳)」と言われ、考えたあげくギリシャとか遺跡だったらお正月もあいているかも、という結論に……お正月をすごすのによい渡航先をご存知の方、教えてください。

海外もすてきですが、日本もすてきです、とくに温泉にはいつでも行きたいです(道後温泉、行きたいです)。また、日本にいて、異国のような風景とであうこともあります。その国に行ったことがないくせにそう思うのです。変な話ですが、おもしろいなあと思います。

みなさまは、お正月の計画はたてられましたか?
どうかすてきなお正月をおすごしください。



2009.12.15(火)

来年への準備

いよいよ12月の半ばがすぎ、2009年も残り少なくなりました。 12月になると、新年に向けて、みなさん色々な準備を始めると思います。そのひとつに、年賀状があります。郵便局が民営化されてからは、年賀状の広告ポスターや年賀状の売り込みを見かけるようになりました。駅前に立って、郵便局員の方が年賀状を販売している姿も見ます。

わたし個人としては、以前は友人や親戚に必ず、毎年出していた年賀状ですが、最近はほとんど出さなくなってしまいました。そして、今ではプリンターでの印刷がほとんどですが、小学生くらいのときには、プリントゴッコというもので印刷をしていました。カタログの中から、その年の干支のデザインを選んで、好きな色を選んで刷っていました。毎年の恒例行事だったのに、今では出さなくなってしまったのが不思議です。出さなくても新年は始まりますが、友人や家族からの年賀状が届くとうれしいものですよね。今年は、わたしも年賀状を書こうと思っています。




2009.12.14(月)

年末の行事

大掃除の時期が近づいてきています。
年末は色々なイベントがあり、忘れられがちな存在ですが
これを避けては年が越せません。

いつもは意識しない、壁と机の間に
クリップなどこまごましたものを見つけると
気持ちがすっきりするし、
ずっと探していたものと再会できると
少し嬉しくなります。

細かいところも含めて、全体をととのえる作業は
すごく大変ですが、やりがいも大きいものですね。

編集作業も、似たところがあるような気がします。

今年もあとわずかとなってまいりました。
慌ただしいながら、
クリスマスやお正月を楽しみに待っている日々です。



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