近代文学会参加、これからのひつじ書房の学会・研究会参加予定
先週末の土日は青山学院大学で行われた日本近代文学会の2009年度春季大会へ出展参会いたしました。いつも近代文学会ではお客さんにブースまで見に来ていただけないとぼやいていましたが、今回は会場への通り道であったこともあり普段よりは見に来て下さった方が多いように思いました。
今回は松本和也先生『昭和十年前後の太宰治』と中村三春先生偏『ひつじアンソロジー小説偏II 子ども・少年・少女』という文学ジャンルの新刊2冊を並べて気合いも充分、期待もたくさんで臨みました。
結論的には文学のジャンルである上記2冊はよく注目して頂けたと思います。ただ、一緒に、狭い意味の言語学ではない言語系の研究書なども並べていましたが、そちらの方は見向きもされないなぁという印象。これはちょっとあまりにも興味の幅が狭いというかアンテナが立ってないというか、確かに直接研究に関係の無いような書籍は必要ないと言うことは分かりますが、文学研究というのは所謂科学的なものではなく、対象(作品(作家))に併せてアプローチしていかないといけないとするならば、色々な知識や好奇心が無いと厳しいと思いますが……。ただ資料を探すだけが研究では無いと思います(そりゃそうだ)。
そんなことを思いつつ、1日目の夜は、学会の後松本先生と一緒に、渋谷で刊行のプチお祝い会へ。焼き鳥を満喫。先生と本への熱いこだわりを酩酊(私だけ?)しながら語る。
翌日は案の定二日酔いであまり使い物にならない状態に。
さて、以下はこれからのひつじ書房春の学会・研究会参加予定です。ぜひブースにお立ち寄り下さい。
5/29 近代英語協会 日本大学文理学部
5/30-31 日本英文学会 東京大学駒場
5/30-31 異文化間教育学会 東京学芸大学
6/6-7 関西言語学会 神戸松蔭女子学院大学
6/6-7 表現学会 山口大学
6/13-14 日本言語政策学会 昭和女子大学
6/20 メディアとことば研究会 東洋大学 白山キャンパス/武庫川女子大学
6/20-21 日本言語学会 神田外語大学
7/4 小出記念日本語教育研究会 名古屋外国語大学
7/4-5 言語科学会 東京電機大学
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