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11月

2008.11.25(月)

“フィラー”的「寒ぅ」


一気に冬となった近頃、毎日家路につくときの外気の冷たさに身がきゅっとなります。

よく思うのは、急に寒くなったりすると、自分の会話が「寒いね」「ほんま寒い〜」「寒っ」などと著しく単調化するということです。
この「寒いなあ」という意思表示は、しばしば会話の間を埋めることに使われている気がします。
気温の極まりによっていきなり会話中の語彙が貧弱となってしまうのは良くない、と思いつつも、ある種フィラーのように垂れ流しで「寒〜」と言ってしまいます。
例えばロシアに生まれ育っていたら、こんなに「寒い」と連呼していない気がします。

暖かいものでも食べて(そして勉強して)、豊かな語彙を身につけたいと思うのでした。

  


板東


2008.11.20(木)

Backlogのススメ

ひつじ書房では、テキストご採用者様へのヒントの提供と編集作業の一部に、必要に応じてBacklogを使用しています。

Backlogとはプロジェクト管理やファイル共有のためのツールです。 http://www.backlog.jp/index.html

元はシステム開発向けに作られていたもので、公開からどんどんとバージョンアップをされてきており現在も進化している注目のツールです。元がシステム開発向けということもあり、Backlog内で使われている用語はあまり一般的ではないので、直感的に操作しづらいのが難点です。しかし、使い方さえ分かれば(使う意欲を沸かせることができれば)なかなかに、優れたツールです。また、これからも分かりやすくするために、改良を進めてくれているようですので利用しています。

先日、「Backlogユーザーと開発者の集い」というイベントに参加しました。その縁で、出版社の導入事例ということでBacklogの方からインタビューに来ていただきました。後日、Backlogのホームページにて出版社の導入事例として公開されるとのことです。

「Backlogユーザーと開発者の集い」では、「ワールド・カフェ」というスタイルで話し合いをして、面白かったので紹介いたします。
[ワールドカフェ]http://www.humanvalue.co.jp/service/wcafe/

きちんと本を読んだわけではなく私が参加したときの話しですが、「ワールド・カフェ」というのは、簡単に言うとたくさんの人間で話し合いをするための一つの方法です。

机をいくつか並べて、その机に座った参加者同士で話し合いをします。机には一面に紙が敷かれていて話に出てきたことをどんどんと書き込んでいきます。話し合いは二十分程度で、時間が来ると参加者はばらばらに他の机に移動します。各机にはまとめ役が1人居てその人は動かないで、移動してきた人たちに、先の話し合いではこういう事が話題に出たと初めに説明をした後、参加者はその情報を元に他の机上ではこういう話題がでたということを話して、そのような形で机を周りながらどんどんと情報を拾って落としていくという形でした。

話し通しで体力勝負になりますが、これまで体験したことのない話し合いの形で、刺激的でした。普通は一つの机で班となって、話し合いの後最後にここの机ではこのような話しがでました、というような形で発表することが多い様な気がしますが、たくさんの机を回るので話し合いをしながら情報共有もできるというメリットがあると思います。デメリットとしては、時間がかかるということと、疲れるということがあると思います。

Backlogを開発しているのは福岡に本社を持つ株式会社 ヌーラボさんです。福岡からわざわざやってきてくださいました。懇親会では、普段聞き慣れないSE的な用語を耳にしながらピザをかじり、楽しい夜を過ごしました。



2008.11.17(月)

フェア開催!

秋の新刊ラッシュ(9月から11月の3ヵ月で13点もの新刊を刊行いたしました!)も一段落し、今期の学会展示も残すところ数カ所となりました。朝晩は冷え込みがきびしい日もあり、いよいよ冬到来といった感じでしょうか?

さて、今日は書店でのフェアについてご紹介したいと思います。

書店ではさまざまなテーマに沿った書籍を集めたフェアや特集が組まれており、フェアをすることで店頭を盛り上げたり、季節感の演出やその店独自の趣向をみせることでお客様へのアピールができます。自分の興味があるフェアをたびたび企画してくれる書店さんにはやはり足を運びたくなるもので、そういった面でもフェアは非常に重要であると思います。

ひつじ書房が参加している「言語学出版社フォーラム」では、大学生協をはじめ、書店様に言語学書のフェアをご提案しております。
ひつじ書房の本はもちろんのこと、普段はなかなか店頭でまとまってご覧いただくことができない言語学の出版社十数社の研究書が定番のものから新刊まで、お店の規模に応じて展開されております。先生方はもちろん、学生さんにおすすめしたいフェアです。

今現在も全国の書店でフェアが行われておりますのでお近くの書店にお越しの際は、是非お立ち寄りください。(各店の営業時間などはご確認の上ご来店ください)

・東京外国語大学生協(府中市朝日町3-11-1)
10月27日(月)〜11月28日(金)
・首都大学東京生協 南大沢店(八王子市南大沢1-1)
11月1日(土)〜11月30日(日)
・高知大学生協 朝倉書籍店(高知市曙町2-5-1)
11月4日(月)〜11月29日(土)
・岡山大学生協(岡山市津島中3-1-1 マスカットユニオン)
11月10日(月)〜12月5日(金)
・愛媛大学生協 城北ショップ(松山市文京町3)
11月4日(月)〜12月5日(金)
・丸善筑波大学会館店(つくば市天久保3-9-1)
11月10日(月)〜12月15日(月)
・名古屋大学生協 南部書籍部(名古屋市千種区不老町1)
11月10日(月)〜1月末(ひつじ書房は1月の予定です)
・東京大学生協 駒場書籍部(目黒区駒場3-8-1)
12月1日(月)〜1月23日(金)

また、11月はジュンク堂書店新宿店でも「日本語学」のフェアが開催中です。ぜひこちらもご覧ください。

今後もフェア開催店を随時お知らせしてまいります。



2008.11.13(木)

ただいま、盛岡


日本語学会で訪れた盛岡は、とてもよいところでした。 (いきおいあまって、さわやさんでずんだ色の県民手帳を購入してしまいました。わたしも、来年からはエセ岩手県民です。)

そして、今週末、ふたたび行きます、盛岡へ。
伊豆の宇久須、人形三番叟が盛岡大の大石泰夫先生のお招きで講演されます。 詳しくは

少し遠いですが、是非足をお運びいただけたらと思います。
英語学会等で足を運べない方は是非こちらを。

この度、本田安次賞を受賞された大石先生の『芸能の〈伝承現場〉論―若者たちの民俗的学びの共同体』です。

  


板東


2008.11.07(金)

すいみん

先日、日誌で、朝起きても二度寝してばかりで云々、気を引き締めなければ、などと書きましたが、それがあたまの片隅に残っているようで、どこか緊張しているのでしょうか、近頃めっきり早起きです。

来週15(土)〜16(日)は第26回日本英語学会at筑波大学です。今回は宿泊はせずに、家と大学を電車で往復する二日間。移動時間に本がたくさん読めるかも(と思っていくつか読みかけのものを持って行っても大概は睡眠に費やしてしまうのですが)。

畑中


2008.11.07(金)

いよいよ11月




わたしは窓際の席です。窓を背中に座っています。 そうすると、毎日太陽が沈むのを背中に感じています。 今の季節は、日に日に、沈む時間が早くなっていて、おひるの3時くらいになるともう西日のピークのようです。夏から比べるとずいぶん早くなりました。

冬になってきていくら肌寒いといっても、室内で太陽の日を浴びるのは、まだまだ暑いとかんじてしまいます。
西日のピークになると、あまりにも暑く、パソコンの画面が反射してみえなくなってしまうので、とうとう段ボールやワンプを窓にはりつけてしのいでいました。
しかし、ついにカーテンを注文したので、もうすぐ西日の暑さともお別れです。 西日の時間帯になっても、もう大丈夫です。
でもそろそろ本格的な冬がはじまって、太陽の光が恋しいと思い始めるきがします。



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