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7月





2008.7.25(金)

なつ


梅雨明けとなりました。わたしにとっては人生初の東日本での梅雨明けです。東京に住んでから、初めての梅雨明けをむかえましたが、西日本とくらべて、やはり遅いのですね。梅雨明けの時期に海の日がかさなり、いっきに夏になった感じがします。
わたしの家の近くには小学校があり、毎朝こどもたちが学校に行くのを見かけます。しかし最近は、朝家を出るときに小学生の姿がなく、とても静かです。そしてそれがまた、わたしに夏を感じさせてくれます。彼ら彼女らは夏休みなのですね。今年からは、わたしはもう15年以上続いた長い長い夏休みを手に入れることはなくなりました。またひとつ大人の階段をのぼった気がします。



細間


2008.7.25(金)




最近、スタッフ日誌に写真が載るようになって、改めて思うのは、私の顔はほんとうはどんな顔なのか?ということです。このことは友人にもよく指摘されるのですが、似顔絵に描くのが難しいとのことです。(ただ、一人、とてもそっくりに描いてくれた人はいます。)

似顔絵を描くのは難しいなあとつくづく思います。特徴をすっとつかんだ似顔絵をみるととても感心します(針すなお先生の似顔絵など)。これまた似顔絵の名手、早乙女民さんがイラストを描かれた、『ことばに魅せられて』には、ひつじ書房の社員がウォーリーのように隠れています。ぜひ探してみてください。



ちなみに、細間さんは最近話題の「ポニョ」にどことなく似ています。これは久美子さんの発見です。


誰かが誰かに似ている、というのはなかなか盛り上がる話題だと思います。 それは、人間同士に限らず、さらに、顔にさえも限らず、比喩として何かをいろいろなものをあてはめてゆくことというのは、壮大な人為のひとつかもしれません。



板東


2008.7.18(金)

かくれんぼ

子どもと母親がたった二人で、公園でかくれんぼをしている。母親がかくれるほうで、子どもがさがすほう。子どもの目の前ににある遊具の裏に母親はかくれている。わたしは、すぐみつかると思った。でも、子どもは母親をなかなか見つけられずぐるぐるしている。しばらくして、母親を見つけることができた子どもは「みぃーつけたー」とさけんだ。その親子はうれしそうに喜び合っていた。それをみてわたしは、母親の喜びようと、その子どものうれしくて楽しくてたまらない様子に感心した。その子どもは、ずばぬけて「子どもらしい」ふるまいをする子どもだった。子どもがみんな、かくれんぼでこんなにも楽しく盛り上がれるとは限らない。「子どもらしくない」という言い方があるけれど、子どもというのは、たぶん多くは「子どもらしくない」と思う。子どもだから「子どもらしい」のでなく、その人間の素質がもともと素直であるとかだと思う。私は「子どもらしくない」子どもだった。うそでもいいから子どもらしくふるまえばよかったと、今は思う。そのかくれんぼの子どもは、嘘をついてふるまっているようには見えなかった。素直な素質を持った子だと思った。


細間


2008.7.18(金)

あすは何の日どようの日

毎日すっかり暑いのに、梅雨が明けたかまだ明けないのか。

朝のNHKのニュースを観ていると、関西の梅雨があけたという報道と共に、祇園祭についても報道されていました。
祇園祭は夏が来たというしるしでもあり、夏の真っ盛りという印象もあります。祇園祭が今年も来たんだ、と言ってもまるで実感がないのですが、あの人の密集した暑い京都を思い出します。

今日は空も暗く夕立模様でしたが、降りに降ってそろそろ梅雨明けか(社長説)。

土用の日も近づいて、ひつじ書房はうなぎ&どぜうのダブルにょろにょろ系で初夏を乗り切る作戦です。 あしたは土曜の日、ですし、あとひとふんばり、の週末であります。


板東


2008.7.18(金)

はじめまして、

畑中と申します。

ひつじ書房に週3回通うようになって早くも2ヶ月が過ぎようとしています。これまで、新刊『ことばに魅せられて』のプロモーションビデオをつくったり、ひつじ書房をプロモーションする(ひつじが目をパチパチさせている)GIFアニメーションの制作を担当していました。

連休明けからフルタイムで働かせていただくことになりました。今日はその試験&面接で、初めてスーツを着て出社したのですが、なにかがヘンなのです。身体と衣服がズレているような感覚…。似合っているとはとても思えない。むしろこれはコスプレ?

スーツが似合うように、中身が追いつくように、一生懸命頑張ります。これからどうぞよろしくお願い致します。


畑中


2008.7.18(金)

夏の暑さ

東京の梅雨は未だ明けず、夏本番ではないものの晴れの日が続いています。毎年のように、「今年は去年よりも暑い」といったようなことを耳にしますが、このままどんどん日本の気温は上昇していくのでしょうか? 暑さが苦手な私はほんとうにうんざりしています。

日中の最高気温が25℃以上の日を「夏日」、30℃以上の日を「真夏日」、35℃以上の日を「酷暑日(「超真夏日」と表現することもあるようです)」と表現します。また、最低気温が25℃以上の日 を「熱帯夜」としています。
熱帯夜・・・聞いただけで身体にまとわりつくような寝苦しさを感じます。あらためて考えてみると猛暑日なんて、体温とかわりません。ときに、40℃もの暑さになるときは、お風呂に入っているのと同じなんですね。なんだか汗をかいてきました。

気温というのテレビなどメディアを通して伝えづらいもののひとつであるかもしれません。ある人はベトナムの高温多湿な気候を、どのような攻撃をしかけても得意の寝技に持ち込むいぶし銀のプロレスラーで表現しておりました。

「『あつい』って言うから暑いのよ」と母によく言われたものです。「暑いときに「あつい、あつい」言わないでよ」と。それでも、私は口にしてしまうのです。「あつい・・・」と。誰かに同意してもらいたいような、共感してもらいたいような気持ち?(ということでもないんですが)

でも、もし、夏がなくなってしまったら暑さが恋しくなるのでしょうね。夏の日に飲むよく冷えたビールは格別ですから。



2008.7.11(金)

アルバイトの藤井と申します

大学院生の一年生で、日本語学を専攻しています。ひつじ書房は指導教員の先生に紹介していただいたのがきっかけでした。

アルバイトを始めてもうすぐ3ヶ月になります。
私は、ここに来るまで出版社というところがどんな仕事をする会社なのか、実はほとんどといっていいほど知りませんでした。ゼロからの出発だったので最初は職場に行くということにさえかなり緊張していました。でも、毎回いろんな仕事のお手伝いをさせていただくことで少しずつですが勝手もわかるようになって、だいぶ慣れてきたように思います。何より、スタッフの皆さんが親切・丁寧にわかりやすく教えてくださることが大きいです。今ではアルバイトがとても楽しいです♪

今日はゲラの文字化け探しのお手伝いをしました。こういう作業はわりと好きなので、楽しみながらやりました。かなり時間がかかってしまったのが申し訳なかったですが・・・

まだまだわからないことが多く、ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、少しずつ覚えていきますので、今後もよろしくお願いします!

藤井



2008.7.11(金)

物価の上昇

最近、物価が上がっている。住んでいる場所によっても物価は違うので、以前との違いは純粋にはわからないが、やはり物価は上がっている。大阪にいるときは、オフィス街に住んでいたので、近くにスーパーが1つしかなく、昔の商店のような雰囲気で、値段がけっこう高かった。ものによっては、コンビニの方が安かったりするものもあった。家から一番近いので、仕方なくそのスーパーに行くこともあったが、ほとんど行くことはなかった。
その店と比べると、今住んでいるところにあるスーパーの価格は、かなり安いと思う。東京に来てから、物価が安いと感じてしまっていた。ふだん、卵も牛乳もバターもほとんど買わないから、物価の上昇もあまり関係ないと思っていた。しかし、先日、いつものようにコーヒー豆を買いに行くと(コーヒーが好きな私は、コーヒー豆だけはスーパーではなく、焙煎をしている豆屋に買いに行っている)、当然ながらコーヒー豆も値上がりしていて、ついに物価の上昇を痛感することになった。


細間


2008.7.11(金)

おみおつけ

この間のこと、社長とお昼に出かけ、麦とろ定食をいただいた後、あることばが気になりだしました。

それは、「おみおつけ」
「おみおつけ」と聞いて、イコールお味噌汁であると、どうもぴんとこないのは私だけでしょうか(べったら漬けのようなものが頭に浮かびます)。

もともと「御御御付け」が由来、女房ことばだとか。 その他諸説あるそうですが、なんだか積極的にお味噌汁を「おみおつけ」と呼びたくなりました。

明日は中村桃子先生の講演会。
女ことばの世界を覗かせていただきます。


板東


2008.7.4(金)

師匠

……様々な業界において師匠と弟子、という関係は存在する。 ある意味私も、松本師匠に弟子入りしている、と言えるかもしれない。

昨年の今頃、就職が決まらなかったら、いっそのこと装幀家に弟子入り志願しようかと考えたことがある。「弟子入り」ということばには、個人が個人に、というニュアンスがある。装幀家が事務所をもち何人かでやっていれば「弟子入り」という意味は薄らぐだろう。

そういう意味では、会社で働く私が「弟子入り」というのは、すこしおかしいかもしれない。しかし、社長曰く「めざせ和菓子職人のような出版人」ということだから、まんざら間違ってもいないのだろう。へらに全身全霊をこめて練りきりに立ち向かう和菓子職人の姿は、原稿に赤ペンを入れる編集者の姿にリンクしないでもない。……



加えて学問の世界における師匠と弟子の関係は、とても興味深いと最近思う次第です。

今日は学生時代の師匠に会うことになっています。私には東と西に何人かずつ師匠(と呼ばせていただきたい)がいます。今日会うのは東京の師匠、卒業制作で随分とお世話になった先生です。師匠に顔向けできなくならないように頑張らなくては、というのは私の原動力のひとつであると思います。


板東


2008.7.4(金)

電車

先日開通したばかりの地下鉄、副都心線に乗りました。通勤には丸の内線を利用しているので、副都心線はわたしにとって、まったく関係のない線ではありません。できたことで便利になった面もあります。副都心線は、最後の地下鉄といわれているほどなので、ものすごく地下深くに掘られたのだろうと思っていましたが、利用した新宿三丁目は、意外にも丸ノ内線のすぐ下にありました。この駅は、のりかえがスムーズなので、とても得した気分です。
電車ののりかえというのは、けっこうやっかいで、頭をつかいます。スムーズなのりかえのためには、路線図の上のシュミレーションだけでなく、経験値も必要です。同じ駅なのに、ありえないほど歩くのりかえや、違う駅だとおもっていた2つの駅が実は同じ駅だったりと、電車を降りて「しまった」ということはあり得ます。なので、わたしは、時間があるときにはリサーチもかねて、いろんなのりかえをします。こうした勉強の甲斐あって、うまいぐあいに目的地にたどりつくルートを選択できたときは、なんともいえない満足感があります。


細間


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