あさ
ひつじ書房で働きはじめて、2度目の週末をむかえました。
ということは、2週間、おなじ時間におなじ場所へ通ったことになります。
あたりまえのことのようですが、わたしにとっては、約4年ぶりのできごとです。
毎朝、起きて家を出ていくことにいつも力をそそいでいます。朝の風景には、学生、会社にむかう人々がいて、ひさしぶりに自分もその一員としてもどってきました気がします。
わたしは毎日、電車にのって、ひつじ書房にむかっています。電車は途中から人もいなくなり、座ることができるのですが、乗ったときには電車はいつも満員です。満員電車というのは、いつもなら乗りたくないものです。
でも、いまのわたしにとっては逆に、朝のわたしをがんばろうという気にさせてくれる乗り物です。なぜなら、それだけのひとたちがみんな、これから働くために朝からがんばっているんだとおもうことができるからです。
こういう気持ちは、今だけかもしれませんが、大切にしたいきもちだなとおもうのです。
細間
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