出版論T

                     早稲田大学教育学部3年 武良 昇太

<出版社名> 成上出版

 

<コンセプト> 

  主にスポーツ関係の本を出版していきたい。様々な雑誌に書いている若手のライターに出版の機会を与えて育てていく。しかし、売れないと経営が成り立たないので時には大物スポーツジャーナリストを起用して利益を出す。ここでは若手のライターには書かせていないのはまだ利益が出るまでの充電期間としたいから。

 

 

 

T ・タイトル「韓国蹴球模様」

  ・著者 慎武宏

     フィールド ここ数年は韓国サッ カーを中心に取材・執筆活動を展開。現在「週刊サッカーダイジェスト」の韓国 サッカー情報コーナーをはじめ、各種雑誌で韓国サッカー関連記事を執筆中。常 に新鮮な情報を求め、月1回の韓国取材を欠かさない

     内容 来年開かれる日韓共催W杯に向けて共催国の隣国のサッカー事情に関する情報は少ない。そのため、韓国サッカーに関する入門的な書と位置付けてみる。その歴史から現在にいたるまで多岐にわたる内容を持たせる。在日3世の著者の特徴、現在までの取材活動をを生かしつつ韓国について迫真したい。

     構成  1 国民の情熱

      2 韓国サッカーの現状

      3 現状―プライドを超えて―

      4 海を渡る韓国人・日本人

      5 韓日W杯共催に向けて

      付 日韓サッカー史

        韓国のW杯の全成績

     値段 2000円で3500部 ページ数約250

     コスト 全部で700万

     7000.670.1(印税)0.04(倉庫費)0.1(広告)0.2(コスト)

140÷2=70万

2年で完売すると考えると1年当たり約70万の利益。

 

2 ・タイトル「世界情勢を見る」

     著書 田中 宇

     フィールド インタ−ネット上で国際関係の情報のメールマガジンを配信している。現在はハーバード大学に遊学中らしい。そのためかアメリカに関する記事が多い。メルマガはかなりわかりやすく裏の裏の事情を教えてくれるので意外と面白い。また、民族・宗教がらみのネタに強いのでイマイチ理解しにくい宗教と政治というテーマで書いてもらう。メルマガをそのまま使う事も考える(その方が本が早く出来上がる?かも)。

     値段 2500円 3000部 ページ数約250

 

・コスト 全部で750万

  7500.670.1(印税)0.04(倉庫)0.1(広告)0.2(原価)}ー

  =172÷3=54万

  3年で売るとしたら年間約54万の利益

 

3 大リーグVSプロ野球

     著者 永谷脩

     フィールド・内容 雑誌Numberで主にプロ野球の記事などを書いているスポーツジャーナリスト。最近は大リーグの記事も書いている。落ち着いた文章は外国との比較をする上で密度の濃いものが出来上がると思う。今まで特に比較本的なものは無かったと思うので是非野球ファンだけでなくスポーツファンも読めるものを目指す。

     値段 2000円 約250ページ強で3500部

     コスト 全部で700万」

   7500.670.1(印税)−0.04(倉庫)−0.13(広告)−0.25(原価)}

     =112.5万円

   2年で売りきるとしたら年間約56万円の利益

  

   以上3冊のような形で本を作るとする。

   編集は一人でやるとして経費は

1        家賃 9万×12ヶ月=108万/年

2        給料 300万(とりあえず)

3        計 408万

<結果>→408÷(70+54+56)=約7冊出せばよいことになる。