認知言語学論考 No.14 山梨正明編 ひつじ書房
2018年9月刊行
認知言語学論考 No.14
山梨正明編
定価9,800円+税
A5判上製カバー装 384頁
ISBN 978-4-89476-895-6
装丁 大崎善治
Studies in Cognitive Linguistics No.14
Edited by Masaaki Yamanashi
ひつじ書房
【内容】
認知言語学の最先端の論文を継続的に掲載するシリーズ第14巻。国内外の第一線の研究者の論文を掲載し、多岐にわたる認知言語学や関連する言語学の最新研究成果が交流する。
【目次】
貝森有祐
状態変化動詞を伴う英語使役移動構文に課される意味的制約―事象統合の観点から
阪口慧
[形容詞語幹+形容詞]型複合形容詞の意味―フレーム意味論・構文彙に基づいた複合形容詞の意味記述
眞田敬介
認識的have toの使用依拠的一考察―その好まれる文法パターンと主観性
高橋暦・堀江薫
〈実現〉を表す視覚動詞「みる」の構文化
中野研一郎
英語の中の「日本語」論理―「主体化」現象としての「中間構文」
有薗智美
[手+形容詞・形容動詞]における「手」の実質的意味―行為のフレームに基づくメトニミーを中心に
大澤(伊藤)理英
古代・中世の日本語オノマトペの比喩による意味拡張を中心とした認知言語学的考察
寺﨑知之
時間認知による副詞と名詞の分類考―副詞的名詞句の品詞分類研究から
堀内ふみ野
親子のやりとりにおける前置詞の使用―対話統語論のアプローチ
坪井栄治郎
簡潔性の機能的動機づけについて
山梨正明
理論言語学の文法観に関する批判的検討
【編者紹介】
山梨正明(やまなし まさあき)
関西外国語大学教授
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