市民参加の話し合いを考える 村田和代編 市民参加の話し合いを考える 村田和代編
2017年3月刊行

シリーズ 話し合い学をつくる 1

市民参加の話し合いを考える

村田和代編

装丁者 渡部文

A5判並製  定価2,400円+税

ISBN 978-4-89476-849-9

ひつじ書房

Exploring ‘Hanashiai’ in Citizen Participation
Edited by Kazuyo Murata


【内容】
「シリーズ 話し合い学をつくる」第1巻。まちづくりの話し合いやサイエンスカフェ、裁判官と裁判員の模擬評議など、専門的知見を持たない市民と専門家が意見交換や意思決定をする「市民参加の話し合い」を考える。話し合いの場で行われる言語や相互行為に着目したミクロレベルの研究から、話し合いによる課題解決・まちづくりをめぐる話し合いの現場での実証研究や話し合い教育をめぐる研究まで。「市民参加の話し合い」の現状と課題について学問領域を超えて論じる実証的研究論文9本と座談会を収録。
執筆者:福元和人、高梨克也、森本郁代、森篤嗣、唐木清志、馬場健司、高津宏明、井関崇博、三上直之、西芝雅美 
座談会:村田和代、森本郁代、松本功、井関崇博、佐野亘

【目次】

はじめに

第1部 座談会
座談会「市民参加の話し合いを考える」

第2部 研究報告
対話を活性化するツールをつくる 福元和人

インタラクション分析に基づく科学コミュニケーションのリ・デザイン 高梨克也

市民参加の観点から見た裁判員制度—模擬評議に見る専門家と市民の話し合いの様相と課題 森本郁代

授業における話し合い—小学校社会科授業を例として 唐木清志

小学校における話し合い活動の言語計量分析 森篤嗣

社会包摂型まちづくりにおける話し合い—偏見克服のデモンストレーション 井関崇博

地球規模での市民参加の話し合い—「世界市民会議」とその舞台裏 三上直之

オンライン熟議実験を用いたファシリテーターの機能の比較検討—再生可能エネルギー資源の利用をめぐる社会的意志決定問題の例 馬場健司・高津宏明

米国オレゴン州ポートランドに見る話し合いと住民自治—全米で最も住み易いまちと言われる理由 西芝雅美

あとがき
執筆者紹介

【編者紹介】

村田和代(むらた かずよ) 龍谷大学政策学部教授。
(主著・主論文) “An Empirical Cross-cultural Study of Humour in Business Meetings in New Zealand and Japan” Journal of Pragmatics 60(Elsevier、2014年)、Relational Practice in Meeting Discourse in New Zealand and Japan. (ひつじ書房、2015年)、『共生の言語学』(編著、ひつじ書房、2015年)、『雑談の美学』(共編著、ひつじ書房、2016年)


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