日本語文法史研究 3 青木博史・小柳智一・高山善行 編 日本語文法史研究 3 青木博史・小柳智一・高山善行 編
2016年12月刊行



日本語文法史研究 3 

青木博史・小柳智一・高山善行 編

A5並製カバー装  定価3,200円+税

ISBN 978-4-89476-833-8

ひつじ書房

The Historical Research on Japanese Grammar 3

Aoki Hirofumi, Koyanagi Tomokazu and Takayama Yoshiyuki

【内容】
本書は、日本語文法の歴史的研究を標榜する、隔年刊行の論文集の第3号である。研究手法や時代、テーマを問わず、若手から中堅、ベテランまで、幅広い研究者の交流の場となっている。研究論文10本に加え、テーマ解説、文法史の名著、文法史研究文献目録、といった様々な内容が盛り込まれた、当該分野の最先端の成果を示す一書である。



【目次】

はしがき

名詞の語形変換―接尾辞における母音交替―
  小柳智一
中古語ニヤアラムの淵源
  近藤要司
ケム型疑問文の特質―間接疑問文の史的研究のために―
  高山善行
「べし」の否定形式の主観的用法 ―「否定推量」の発生と定着―
 藤井俊博
〈聞き手領域〉に関わるア系列の指示 ―中世を中心に―
 藤本真理子
逆接確定条件表現形式の推移についての一考察 ―中世後期から近世にかけて―
 宮内佐夜香
上方語における分裂文の歴史的変化
 坂井美日
ダケノ句の史的展開―副助詞句の名詞性― 
 宮地朝子
現代日本語における左方転位構文のタイプと起源 
 竹内史郎
「- おく」の歴史的変遷 ―韓国語「-twuta」との対照を視野に入れて―
 一色舞子

【テーマ解説】文法化 ナロック・ハイコ
【テーマ解説】コーパス 小木曽智信
【文法史の名著】関一雄著『国語複合動詞の研究』 青木博史

日本語文法史研究文献目録2014–2015
索引
執筆者紹介


【執筆者紹介】
編者:青木博史(九州大学大学院人文科学研究院准教授、国立国語研究所客員准教授)、小柳智一(聖心女子大学文学部准教授)、高山善行(福井大学教育地域科学部教授)
執筆者:青木博史、岡部嘉幸、川瀬卓、衣畑智秀、小柳智一、竹内史郎、西田隆政、仁科明、深津周太、福沢将樹、森勇太、矢島正浩、吉田永弘

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