日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第1巻 「する」の世界 庵功雄・田川拓海編 日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第1巻 庵功雄・田川拓海編
2019年10月刊行

日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第1巻

「する」の世界

庵功雄・田川拓海編 シリーズ編集 庵功雄

A5判並製カバー装 248頁 定価4,000円+税

装丁 坂野公一(welle design)

ISBN 978-4-89476-781-2

ひつじ書房

Reconsidering Tense and Aspect in Japanese Volume1
The World of “suru”
Edited by Iori Isao and Tagawa Takumi


『日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第1巻』の正誤表について

本文中に誤り・修正箇所がありました。
ここに訂正し、深くお詫び申し上げます。

お手数でございますが、正誤表をダウンロードしてお使い下さいますようお願い申し上げます。ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
【『日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第1巻』正誤表(PDF)】

【内容】
シリーズ『日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す』の第1巻。本巻では、「する」(ル形)に関する研究を集めた。「する」が未来を表す条件、心理動詞における「する」と「している」、「する・した・している」の意味論、形態論から見た「する」、他言語における未来と接続法の関係および「する」と「している」の関係など、テンス・アスペクト・ムードに関わる「する」の特徴を多面的に捉える。
執筆者:有田節子、庵功雄、伊藤龍太郎、井上優、高恩淑、田川拓海、仁田義雄、和佐敦子


【目次】

シリーズ刊行のことば
第1巻『「する」の世界』序論

不定(形)としてのル形と「か」選言等位節…田川拓海
スル・シタ・シテイルの意味をめぐる3 つの問い…有田節子
「する」が未来を表す場合…仁田義雄
一人称単数主語の場合の心理動詞の使用に関する考察…伊藤龍太郎
Irrealis としての接続法と未来…和佐敦子
中国語の「する」と「した」と「している」…井上 優
日本語と韓国語のテンス・アスペクト形式について—「シテイル」形との対応関係を中心に…高 恩淑
テンス・アスペクトの教育…庵 功雄
 
索引
執筆者紹介




【編者紹介】
庵 功雄(いおり いさお)
一橋大学・教授
(主著)『新しい日本語学入門─ことばのしくみを考える(第 2 版)』(スリーエーネットワーク、2012)、『日本語指示表現の文脈指示用法の研究』(ひつじ書房、2019)。

田川拓海(たがわ たくみ)
筑波大学・助教
(主著)「動名詞の構造と「する」「させる」の分布―漢語と外来語の比較」(『日本語文法研究のフロンティア』、くろしお出版、2016)など。



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