英語コーパス研究シリーズ 第7巻 コーパスと多様な関連領域 堀正広・赤野一郎監修 赤野一郎・堀正広編 英語コーパス研究シリーズ 第7巻 コーパスと多様な関連領域 堀正広・赤野一郎監修 赤野一郎・堀正広編
2017年9月刊行

英語コーパス研究シリーズ 第7巻
コーパスと多様な関連領域

堀正広・赤野一郎監修

赤野一郎・堀正広編

ブックデザイン 中野豪雄+川瀬亜美(株式会社中野デザイン事務所)

A5判上製カバー装 220頁 定価3,200円+税

ISBN 978-4-89476-717-1

ひつじ書房
The Hituzi Companion to English Corpus Studies
Corpus and Other Areas of Research
(Volume 7)
Edited by Ichiro Akano and Masahiro Hori
(Supervised by Masahiro Hori and Ichiro Akano)


英語コーパス学会20周年を記念した網羅的なコーパス研究シリーズ「英語コーパス研究」第7巻。本巻は、第2巻から第6巻で扱わなかった、生成文法、認知言語学、体系機能文法、法言語学とコーパスとの関係を論じ、コーパス構築のためのテキスト処理、コーパス分析の方法として、統計分析の手法とコンコーダンス分析を概観している。




【目次】

『英語コーパス研究シリーズ』(全7巻)刊行のことば


I コーパスと多様な関連領域 赤野一郎・堀正広
1. はじめに
2. 本巻では扱われていない様々な関連領域
3. 本巻の各章の内容
4. おわりに

II コーパスと生成文法 大名力
1. はじめに
2. コーパスデータから得られる情報
3. 対象・分類、頻度・確率、原因と結果
4. コーパス研究のパラダイムと言語モデル
5. 言語能力・言語運用とコーパス
6. 心的実在物としての文法とコーパス、コーパス(データ)の代表性
7. おわりに

III コーパスと認知言語学 大谷直輝
1. 認知言語学の概要
2. 認知言語学とコーパス
3. 認知言語学におけるコーパス分析例
4. コーパスを用いた認知言語学の広がり
5. 認知言語学から用法基盤の言語学へ

IV コーパスと体系機能文法 伊藤紀子
1. はじめに
2. 体系機能文法とは
3. 体系機能文法的英語コーパス研究の事例
4. 体系機能文法的コーパス研究に役立つツール
5. 応用可能な言語理論を目指して

V コーパスと法言語学 堀田秀吾
1. 法言語学とは
2. 狭義の法言語学におけるコーパスの応用例
3. 疑似コーパスの法言語学的利用
4. 広義の法言語学におけるコーパスの応用例
5. おわりに

VI コーパスと統計処理 小林雄一郎
1. はじめに
2. コーパス研究における統計の活用
3. 事例研究1 学習者の誤りのアソシエーション分析
4. 事例研究2 ランダムフォレストによる習熟度推定
5. おわりに

VII コンコーダンサーとデータの読み方 吉村由佳
1. はじめに
2. コンコーダンサーを用いた分析事例
3. おわりに

VIII コーパス作成の諸問題 小原平
1. はじめに
2. より正確な電子テキスト
3. 電子テキストの正確さについての責任の所在
4. テキストを電子化する
5. XMLの特徴
6. XMLとXSLT
7. 妥当なXMLファイルを使った電子テキスト
8. XMLの要素名、属性名
9. XSLTの役割
10. TEIガイドライン
11. TEI準拠のXMLファイル
12. おわりに

執筆者紹介



☆英語コーパス研究シリーズ、シリーズの紹介はこちら

【シリーズ監修・編者】
堀正広(ほり まさひろ) 熊本学園大学外国語学部教授
赤野一郎(あかの いちろう) 京都外国語大学名誉教授

【執筆者】 赤野一郎、伊藤紀子、大谷直輝、大名力、小原平、小林雄一郎、堀田秀吾、堀正広、吉村由佳


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