ひつじ書房 認知言語学II 池上嘉彦・山梨正明編 ひつじ書房 講座 言語研究の革新と継承 5 認知言語学II 池上嘉彦・山梨正明編
2020年3月刊行

講座 言語研究の革新と継承 5

認知言語学II

池上嘉彦・山梨正明編

定価4200円+税 A5判上製 436頁

装丁 宗利淳一

ISBN 978-4-89476-671-6

ひつじ書房

Cognitive Linguistics II
Ikegami Yoshihiko and Yamanashi Masa-aki


【内容】
認知言語学の体系は少しずつ形をとり始め、その過程は現在もまだ進行中と言ってよい。そこには、その若さの故の不確定さも多く内蔵されているが、新しいことの起こりうる可能性も豊かに内包している。「百花繚乱」とも言える認知言語学研究の各テーマを、第一線で活躍する研究者が解説する。執筆者:池上嘉彦、早瀬尚子、野村益寛、進藤三佳、黒田一平、大堀壽夫・秋田喜美、深田智、菅井三実、鍋島弘治朗、木原恵美子、碓井智子、大月実、大谷直輝、高橋英光、坪井栄治郎、友澤宏隆、有光奈美



【目次】


第1章 事態把握 池上嘉彦
第2章 視点と事態解釈 早瀬尚子
第3章 参照点 野村益寛
第4章 主観化 進藤三佳
第5章 文法化 黒田一平
第6章 類像性 大堀壽夫・秋田喜美
第7章 イメージ・スキーマ 深田 智
第8章 格の意味関係 菅井三実
第9章 メタファー 鍋島弘治朗
第10章 メトニミーとシネクドキ 木原恵美子
第11章 空間と時間のメタファー 碓井智子
第12章 色彩語とカテゴリー化 大月 実
第13章 語彙の意味ネットワーク 大谷直輝
第14章 日本語の命令文と依頼文 高橋英光
第15章 ヴォイス 坪井栄治郎
第16章 反意語 友澤宏隆
第17章 否定 有光奈美
   


【編者紹介】
池上嘉彦(いけがみ よしひこ)
東京大学名誉教授・昭和女子大学名誉教授
主な著書―『「する」と「なる」の言語学―言語と文化のタイポロジーへの試論』(大修館書店、1981)、『記号論への招待』(岩波書店、1984)ほか。

山梨正明(やまなし まさあき)
京都大学名誉教授・関西外国語大学特任教授
主な著書―『自然論理と日常言語』(ひつじ書房、2016)、『日・英語の発想と論理―認知モードの対照分析』(開拓社、2019)ほか。



ご注文は、最寄りの書店さんでお願いします。
お店に在庫が無くても、お取り寄せができます。 書店が最寄りにない場合は、オンライン書店でご注文ください。

 

 



お急ぎの場合は、小社あてにご注文いただくこともできます。
郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号をメールか、FAXでお知らせください。
新刊案内へ
ひつじ書房ホームページトップへ