第5章 志向性と調整
1. はじめに
2. 志向性
3. 志向性の前景化と背景化
3.1 はじめに
3.2 志向性の前景化
3.3 志向性の背景化
3.3.1 一人称を二人称で代用
3.3.2 一人称から三人称へ
3.3.3 It の代替指示と志向性
3.3.4 まとめ
4. 共有志向性とWe のパラダイム
4.1 はじめに
4.2 共有志向性
4.3 包括的We と調整
4.3.1 はじめに
4.3.2 包括的We の発話時点で共有志向性が成立しない場合
4.3.3 包括的We の使用が阻まれる場合
4.3.4 交感的言語使用における包括的We
4.3.5 包括的We と調整的志向性
4.4 排他的We と調整
4.4.1 はじめに
4.4.2 調整された排他的We
4.5 まとめ
5. (T)HERE X GOのパラダイム
5.1 HERE X GO
5.1.1 HERE WE GO
5.1.2 HERE YOU GO
5.2 THERE X GO
5.2.1 THERE WE GO
5.2.2 THERE YOU GO
6. 本章のまとめ
著者紹介
久保進(くぼ すすむ)松山大学教授。博士(言語文化)。〈主な著書〉The Semantics/Pragmatics Interface from Different Points of View(Elsevier Science、1999、共著)、Essays in Speech Act Theory(John Benjamins、2002、共編)、『認知科学辞典』(共立出版、2002、共著)、『発語内行為の意味のネットワーク』(晃洋書房、2002、編著・共著)、『応用言語学事典』(研究社、2003、共著)。