言語政策を問う! 田尻英三・大津由紀雄 編 ひつじ書房
2010年11月
言語政策を問う!
田尻英三・大津由紀雄 編
A5判並製 定価2,000円+税
ISBN 978-4-89476-528-3
ひつじ書房
★『週刊朝日』(2/18号)に書評が掲載されました。
書評されたのは、杉山春さんというフリーライターの方です(著書『移民環流 南米から帰ってくる日系人たち』新潮社 2008ほか)。
要約
外国人受け入れにおける日本語習得、小学校の英語教育、PISA型読解力と国語力との関連等々、日本の将来に関わる重要な言語政策上の問題が噴出している。このような時こそ研究者として発言すべきだという編者の呼びかけのもとに1冊の本ができた。これは、言語政策・言語教育政策の世界における異種格闘技戦のベストマッチと言えるものだ。研究領域を超えた執筆者の熱い提言を読んでほしい。(執筆者:大津由紀雄、西原鈴子、田尻英三、ましこ・ひでのり、安田敏朗、山田泉、甲斐雄一郎、吉田研作、安里和晃)
目次
1 言語教育の構想
大津由紀雄
2 日本の言語政策の転換
西原鈴子
3 日本語教育政策・機関の事業仕分け
田尻英三
4 現代日本の言語政策をかんがえるにあたって
ましこ・ひでのり
5 日本語政策史から見た言語政策の問題点
安田敏朗
6 日本語学習権保障と法制化
山田 泉
7 国語教育における「国語力」の捉え方
甲斐雄一郎
8 日本の英語教育政策の理念と課題
吉田研作
9 少子高齢社会における移民政策と日本語教育
安里和晃
【編者紹介】
田尻英三(たじり えいぞう) 龍谷大学経済学部教授
大津由紀雄(おおつ ゆきお) 慶應義塾大学言語文化研究所教授
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