Pragmatic Approaches to the Analysis of Spontaneous Conversations:
Based on the BTSJ Natural Conversation Corpus
Edited by USAMI Mayumi
【内容】
「人間の相互作用としてのコミュニケーション」の語用論的分析に適した「基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese: BTSJ)」を活用して自然会話データを分析した「コミュニケーションの本質」に迫る論文集。語用論、談話分析、日本語教育の新境地を開く!
執筆者:宇佐美まゆみ、木林理恵、野口芙美、平山紫帆、磯野英治、毋育新、李宇霞 、鈴木卓 、萩原孝恵 、川口義一
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1990年代初頭、大人の日本語自然会話に適した文字化のルールが求められていた時期に、編者の宇佐美まゆみ氏が「人間の相互作用としてのコミュニケーション」の分析に適するように考案、提案した会話の記述方法が、『BTSJ』(基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese: BTSJ))である。
【編者紹介】
宇佐美まゆみ(うさみ まゆみ)
東京外国語大学大学院教授を経て、2016 年度より、国立国語研究所教授。
慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修了(文学修士)、ハーバード大学教
育学大学院人間発達・心理学科修了(教育学修士(Ed.M)、教育学博士(Ed.D))
主な著書・論文:『言葉は社会を変えられる─ 21 世紀の多文化共生社会に向
けて─』(明石書店、1997 年)、Discourse Politeness in Japanese Conversation: Some Implications for a Universal Theory of Politeness.( Hituzi Syobo、2002年)、連載「ポライトネス理論の展開( 1–12)」(『月刊言語』31(1–5、7–13)、大修館書店、2002年)、「会話データの作成・分析―「総合的会話分析」と「基本的な文字化の原則(Basic Transcription System for Japanese: BTSJ)―」(『日本語学』32(14)、明治書院、2013 年)
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