デジタルテキストの技法の表紙

『デジタルテキストの技法』の表紙について前回、悩んでいる話しを書いた。ブリューゲルの版画の絵は使うことにして、だいたい右のような表紙ができあがった。帯の文章は少し変わる。

デジタルテキストの技法、受け入れられるだろうか。最近も、デジタルテキストということについて、もっと広く考えられた方がいいという逆向きのことがあった。一つめは、国語審議会の答申(?)であり、発表されたものは、日常的に使われている略字を認めないというものであり、もう一つはオンデマンドブックコンソーシアムという大手出版社によるクローズドなテキスト囲い込み運動についての報道である。これは書協で説明会をしたということだが、書協に入っているに案内が来ていない。なんと言うことだろうか。

いろいろ書きたいことは沢山あるが、『T-Time』の取次交渉という労多くして益少ないことに時間を取られ、余裕がない。本も作らなければ行けないのに、その時間がない!詳しくは続報を待て!

ちなみに今日は、ひつじホームページが、独自ドメインになった1周年であった。だれも、御祝いの言葉がなかった。シクシク。(あまえるんじゃねい、との声)

(1998.7.7. 房)

                           

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