ロバは学校に行ってもやっぱりロバだ

『デジタルテキストの技法』が、もうすぐ刊行される。表紙を決めなければ行けないのだが、申し訳ないが、デザイナーの出してくれた2案は気に入らなかった。作りなおしてもらおうということで、但野とHな本ではなくて、画集などを見に出かけた。東京堂の4階でブリューゲルの版画集を見つけた。岩崎美術社である。中に本を読んでいる子ども(?)が、たくさんいる絵があった。学校の絵らしい。ちょっと変な感じがよかったので、デザイナーの人に送って使えるならば使ってもらおうということにした。

解説によると「ロバは学校に行っても(馬になれずに)やっぱりロバだ」ということが、題字に書いてあるらしい。学校に行っても仕方がない、ということだろうか。確かに私も、学校に行っても全然賢くならなかったなあ。ロバはやっぱりロバか。でも、馬よりもロバの方が可愛くていいかも。

(今日はひよこ大臣のピンチヒッターです。仕方がないので、学会の暇なときに祥ちゃんの書いた私の絵を載せようとしたら、著作権侵害だと言われてしまったので仕方なく絵をかきました。)

(1998.6.23. 房)

                           

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