■日時 1999年3月5日(金)午後6時30分〜8時30分
■会場 日本電子出版協会会議室(千代田区神田駿河台2-11-2駿河台サンライズビル3F)
■会費 7000円
■主催 出版ビジネススクール事務局
東京都千代田区神田神保町2-23 tel 03-3234-7623 fax 03-3238-9420
本が売れないと嘆くだけではなく、知の位置づけが変わった今、出版人は、何をすべきなのか、斬新な提案を行いたい。新しい書評の機構を作り、ホームページ上で、本やテキストをナビゲーションすることができるようにする。その行為で、生活を成り立たせていけるようにする少額決済の模索である「投げ銭システム」。また、ジャンルごとの会社を超えた営業共同戦線である「言語学出版社フォーラム」など、ここ最近と近未来の実践報告。
1 出版バブルの崩壊にどうたちむかうか―本の位置の再検討から―
2 既刊本を再生させる書評ホームページ
3 新刊委託に依存しない仕組みのために―プレビューの必要性―
4 生き残りのために―オンライン出版と課金―
5 ジャンルを超えた営業の共同戦線の必要性―電子目録とweb発信を―
■プロフィール
松本 功(まつもと・いさお)
1961年生まれ。国文学の研究書を刊行する桜楓社(現、おうふう)を経て、1990年 に言語学の専門出版社の有限会社ひつじ書房を創立。1995年に、学術専門出版社として初めて自力でホームページを立ち上げる。専門書というマイナーな書籍を刊行している立場から、出版のあり方をとらえ直す試みを持続している。1997年には、書評のホームページを独自ドメインを取得して、運営を開始し、最近では「T-Time」 をボイジャーと協力して販売したり、シェアテキストのためのインフラとして投げ銭システムを提唱している。
● お申し込み・問い合わせ
出版研究センター
東京都千代田区神田神保町2-23 尚美ビル4F
tel 03-3234-7623 fax 03-3238-9420
電話でも受け付けします。
企画担当 林幸男