ひつじ研究叢書(言語編)第69巻 日本語における聞き手の話者移行適格場の認知メカニズム ひつじ研究叢書(言語編)第68巻 日本語における聞き手の話者移行適格場の認知メカニズム ひつじ書房
2009年3月

ひつじ研究叢書(言語編)第69巻
日本語における聞き手の話者移行適格場の認知メカニズム


榎本美香 著

A5判上製 定価6,200円+税

ISBN 978-4-89476-402-6

ひつじ書房


要約

日本語での会話において,聞き手が円滑に話者移行を行うために行っている認知処理のプロセスを実証科学的に明らかにした著作である。日本語のような文の構造が語順によって決定されず、接続助詞などを後置することで文の主従関係が時間の中で決定される言語構造を用いて会話を行う場合,聞き手の発話末の認知を決定するという役割を終助詞などの日本語特有の言語的要素が果たすことを実証的に解明している。

目次

第 1 章 序論
第 2 章 関連する先行研究とその基礎的概念
第 3 章 本研究で導入する研究手法
第 4 章 日本語における相手話者発話中の発話開始現象
第 5 章 移行適格場としての発話末要素
第 6 章 話者交替適格場の認知メカニズム
第 7 章 多人数会話における次話者選択
第 8 章 今後の展望
第 9 章 結論

【著者紹介】

榎本美香

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