要約
いわゆるニューカマーと呼ばれる子どもたちへの教育は、当初の学校適応・日本語指導を経て、新たな取り組みが始まっている。学校現場における教科学習を保障するための授業実践や母語・母文化教育、地域における親子の日本語教室、教育行政と学校による高校入試制度の見直しなどである。これらの実践や支援活動の経過と成果を分析し、文化間移動をする子どもたちの教育の課題を再設定するとともに、その解決に向けて教育実践の方向性と枠組みを探る。
【執筆者紹介】
齋藤ひろみ・佐藤郡衛 編
佐藤郡衛 異文化間教育学会顧問 『国際理解教育−多文化共生社会の学校づくり− 』 明石書店、齋藤ひろみ『多文化共生の学校づくり 横浜市立いちょう小学校の挑戦 』(共著 明石書店)など。
目次
第1章 転機にたつ外国人の子どもの教育
第2章 成長・発達モデルから見た移動する子どもたちの状況
第3章 文化間移動をする子どもたちへの教育の方法
第4章 体験・探求・発信する授業
第5章 子どもに即した日本語カリキュラムの開発
第6章 子どもたちの母語・母文化の教育
第7章 高校への進学と学習機会
第8章 学習を支えるネットワーク
第9章 日本語習得と人材育成の場として
第10章 地域で子どもの学習を
第11章 文化間移動をする子どもの発達と学校
第12章 子どもたちのライフコースと学習支援
第13章 学習支援から教育コミュニティの創造へ
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